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雪月野原日記

2008.06.04設置 おバカ家族の脱力な日常

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2020年1月の読書話

なんと四か月近くも空けてしまいました。
緊急事態宣言も解除されてから、はや一ヶ月で再びコロナの嵐ですね。
こうなることはわかりきっていましたが、経済を取るかどうかというせめぎ合いはまだ続いております。
医療側としては、重症者や死者が出なければ、もしくはワクチンや特効薬が出来さえすればと思っているのですが、飲食店や旅行関係、観光など大打撃ですからね。再開もやむを得ないと思っております。
いつコロナにかかるか、かかっているのか、自分でもわかりません。きっと皆さんだってもしかしたらかかってるかもと思いながら生活していることでしょう。
それでも生きていかねばなりません。
皆がいろんなことを我慢しながら生活することを余儀なくされている今、どうか、かかったからと自分を責めず、人を責めず、無事に乗り切ってくださればと思います。

続きから、興味のある人だけ2020年1月の読書話を。






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祝祭と予感 [ 恩田陸 ]
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『蜜蜂と遠雷』のサイドストーリーの短編集です。
「祝祭と掃苔」は、芳ヶ江のコンクール後の話。
栄伝亜矢とマサルと風間塵の三人が亜矢のピアノ教室の先生の墓参りに行くところから。
風間塵の家庭環境がうかがえる意外な話。
「獅子と芍薬」は、コンクールの審査員だったナサニエル・シルヴァーバーグと嵯峨三枝子の出会いの話。
「袈裟と鞦韆」は、コンクールの『春と修羅』を作曲した菱沼の話。
ちょっと泣けました。
「竪琴と葦笛」は、マサルがナサニエルに師事するようになるきっかけの話。
マサルはさすが、逸材です。
「鈴蘭と階段」は、亜矢のコンクール時の付き添いしてくれた先輩の話。
本編のあらすじをもう一度確認するまで、奏って誰だっけと思いながら読んでいました。
「伝説と予感」は、亡き巨匠ユウジ・フォン=ホフマンが塵と出会う話。
短いんだけれど、まさにこれこそ読者がのぞいてみたいと思っていた話かもしれないと思いました。

やっぱりこの『蜜蜂と遠雷』の話、好きだわと思いました。


図書館戦争 LOVE&WAR 別冊編 7 (花とゆめコミックス) [Kindle] 著者 : 弓きいろ 有川ひろ 有川浩 白泉社 (2018年2月5日発売)

柴崎のストーカー編ですが、柴崎一人で対処しようとしてうまくいかずに手塚に恋人役を頼んだりします。手塚としては複雑でしょうが、その役目を誰かに譲る気はないでしょうから、こういう頼みごとに手塚を頼るだけでも進歩かな、と。
堂上夫妻は相変わらず。
時々はいる小ネタが好きです。


図書館戦争 LOVE&WAR 別冊編 8 (花とゆめコミックス) [Kindle] 著者 : 弓きいろ 有川ひろ 有川浩 白泉社 (2019年10月4日発売)

ここから先の柴崎編は、更に憂鬱な話に。
柴崎のコラージュ写真が寮内に出回り、警察に被害届を出すことになります。
更に出会い系にまで登録されたりと、なかなか悪質で柴崎を追い詰めるのです。
原作で先を知っているので腹立たしい限りですが、柴崎のその胆力が素晴らしいです。




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新章 神様のカルテ [ 夏川 草介 ]
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今作は主人公の内科医が大学病院に行ったところから。大学院生として研究もしつつ、臨床もこなし、院生として授業料も払わねばなのでアルバイトもこなし、と相変わらず忙しい日々を過ごしている。
大学病院の規律の中で理不尽さとか、正しいことであっても貫けるわけではない出来事などに向き合いながら、後輩を育てるのもなかなか大変なことである。
一人の若き癌患者を通して、病院の規律と患者の希望とをどうやって折り合っていくのか、治療に向き合っていくのかが書かれている。

大学病院に勤めていた間、そういう規律や理不尽さというものには向き合う機会もあったけれど、それは地域の診療所に勤めの場が変わったからといって解決する問題でもなく、むしろさらに市民病院などの融通のなさには辟易することとなった。その歪さは外から眺めているせいなのかはわからない。でもそれでも現場のスタッフたちも懸命にやっているのだということがわかるくらいには、歳をとったなと思う。




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白銀の墟 玄の月 第四巻 十二国記 (新潮文庫) [ 小野 不由美 ]
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とうとう読み終わってしまいました、戴編四冊目。
少しずつ読み進めていく中で、さすが小野主上、ドS展開。
これでもかこれでもかと困難が立ちふさがり、一人二人と大事な仲間が欠けていく状態に。
もうやめて―と思いながら、とうとう絶体絶命の場面でそう来るか!と。
遅ればせながら久々の延王と延麒が駆け付け、いよいよクライマックスかというところで本文は終了。
慶国の話でもそうだけど、やはりそこは歴史書で読み取ってね、なのね…。
何にしても18年ぶりの戴国の物語、続きを書いてくれてありがとう、でした。



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つくもがみ笑います [ 畠中 恵 ]
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つくもがみシリーズ第三弾。
つくもがみがいる損料屋の出雲屋の跡取り息子とつくもがみたちの話ですが、今回はなんとその跡取り息子との兄弟がいた!疑惑とつくもがみがいるのは出雲屋だけではなかった!話から起こる騒動でした。
つくもがみが他にもそりゃいるだろうとは思いますが、堂々と出てくるとは思わなかったのと、他の人にも出雲屋のつくもがみが知られているとは、ということに驚きでした。
前作がどうだったか忘れていたので、跡取り息子が血がつながっていない養子だということも知らなかったので、これまた新鮮な驚きでした。
そういうわけで、今回は他所のつくもがみと共闘して騒動を解決します。
このシリーズを読むたびにばあちゃんちにあった古い道具たち、つくもがみになってたらいいのにな、とか思ってしまうのでした。


ドラゴンの話も五冊目。
今回途中で建築業者向けの展示会に不動産屋であり、魔王でもあるディアリアが見に行くため、なんと代わりの不動産屋が。
知り合った姫の母からの紹介らしい吸血鬼の不動産屋。
これまたろくでもない物件を勧めてくるし、相変わらず勇者はゲスいし、次巻でその勇者御一行様と再び伝説のチート剣が眠っているという霊峰で遭いそうです。
間に入っている小話で、うちの姫さまやべぇなと慄く護衛隊の話が好きです。そんな遠くから見守っていても役に立たないであろう護衛隊の皆さん…。


デルフィニア戦記の外伝その一。
泣く子も黙るデルフィニア一の貴族、サヴォア公爵の御曹司であるバルロと自称田舎貴族の子息であるナシアスの出会い編で、バルロにとってはクソ生意気で怖いもの知らずの時代。失敗を経て、騎士として成長する過程が清々しいくらいでした。
ナシアスは若い頃から冷静沈着を絵にかいたような青年で、公爵家の坊ちゃんであるバルロを剣術でも戦略でも負かして教え導く役目を負った感じ。
お互いを敬い、慕うその友情は、途中ハラハラしながらも楽しく読めました。
最後はリィがいなくなった後の世界が少し書かれていて、皆の心にずっとリィは残るのだと思いました。


デルフィニア戦記の外伝二冊目。
まだリィもいる平穏なデルフィニアでの話。
『ポーラの休日』は、ポーラとナシアスの妹・アランナが二人で息抜きに魔法街へ出かけることに。何故魔法街だったのかは、シャーミアンの恋を叶えるためというおせっかいのため。
ところがそのお出かけの裏でこっそり護衛に付く王妃。王の頼みですが、確かに一番安全で贅沢な護衛です。
市内を楽しむ二人をよそに何故か出会ういつもの主要キャラの面々。最近魔法街で攫われる女性たちの捜査に巻き込まれます。
てんやわんやの騒動とそれに気づかぬ呑気なポーラとアランナが楽しかったです。
『王と王妃の新婚事情』は超短編。周囲の誤解と認識とは別に新婚だろうと二人は変わらない、ということで。
『シェラの日常』は、お見舞いに出かけた先で騒動に巻き込まれ、帰宅したところに王妃を狙う御一行様とかち合い、大食漢の主のためにせっせと作り上げた三日も寝かせた料理を台無しにされそうになって青ざめたりと、王妃がいない間も忙しく働いている様子の話でした。
外伝共通の合言葉、ナシアスは敵に回してはならない。



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武士の賦 居眠り磐音 (文春文庫) [ 佐伯 泰英 ]
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居眠り磐音シリーズの番外編の第二弾。
土佐は高知藩の家臣の次男坊だった重富利次郎の話から。
幼い頃のエピソードに加え、佐々木道場に入門して、切磋琢磨して、やがて同じ道場に弟子入りした雑賀衆忍びの霧子と出会って夫婦になるまでの物語でした。
利次郎の人が善いことに加え、ちょっと生い立ちからして全く違う霧子が徐々に佐々木道場の面々と仲間になっていく様子がよかったです。
霧子については、本編で結構語られていたせいか、生い立ちの部分を補足する感じで、メインは利次郎という感じ。
どちらも佐々木玲圓と磐音という良き師匠に巡り合ったものだと思います。

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プロフィール

HN:
ソウ
性別:
女性
職業:
看護師
自己紹介:
マイダーリン(ちょっとおバカなだんな)、5歳違いの息子二人(長男坊・次男坊と称す)との4人家族の働く母。
プライベートと仕事のときの人格評価が真っ二つ。
チビでメガネ。

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