雪月野原日記
2008.06.04設置 おバカ家族の脱力な日常
2020年3月の読書話
- 2020/08/03 (Mon)
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三月は体調も落ち着いてきた頃でしたが、やっぱり何もしてませんでした(笑)。
これと言って書くことがないので申し訳ないのですが、興味のある方だけ続きから読書話を。
これと言って書くことがないので申し訳ないのですが、興味のある方だけ続きから読書話を。
小野不由美「ゴーストハント」読本 (幽BOOKS) 著者 : 「ゴーストハント」編集委員会 メディアファクトリー (2013年7月19日発売)
『ゴーストハント』シリーズについての考察本です。
ただのファンブックではなく、古今東西のオカルト系、心霊系小説から読み解いてみたり、話に出てくる数々のエピソードと社会におけるいわゆる心霊ブームの懐古的な話から小野さんの他の著作との共通性だったりと幅広くいろんな方が書いています。
正直古い心霊系小説は、全く読んだことのないものもあり、目が滑って読み流したりもありましたが、小野さんの話はただの心霊系、ゴーストバスターの話ではない、ということなのでしょう。
いかにもおあつらえ向きな学校という舞台、一番超常現象を持っている人間が科学的に処理しようとしていたり、胡散臭いながらも実は本物だったりする密教系の坊さんに巫女に霊媒師にエクソシストが登場するこの魅力的な少女小説で発表された話が、今でも読まれているというその点に着目した、真面目な考察本でありました。
ドラマを見たので読んでみました。
内容はかなりドラマも忠実。脳内はドラマの登場人物が固定されたまま読んでおりました。
周りが残業する中、一人定時で帰る姿勢を貫く主人公、結衣。
一方元婚約者で仕事中毒の会社の同僚、種田。
いつもの通りに仕事していれば、新たに婚約していた人と問題なく結婚していくはずだった結衣ですが、そこへ種田をかつて破局する原因となった仕事中毒の末に過労死寸前まで追い込んでいた元上司が結衣の会社に転職してきます。
同じように納期のきつい仕事を割り振り、採算の合わない、サービス残業まで強いる終わりの見えない納期地獄へと突入します。
精神性を持って無理な仕事が終わるわけなどない、とは思っていますが、すぐにできないと諦めてしまったり、時間だからと中途で放り出してしまう、仕事に対する姿勢そのものへのもやもや感は、どうやったら解消されるのだろうと今どきの子を見るたびに思うのは、やっぱり私が毒されてるのかな…。
今回はちょっと番外編っぽい感じ。
キタさんの短編と出羽編。
キタさんの短編は、キタさんを巡る男たちの話(笑)。
出羽編は、山伏修行ですが、なんと言うか最後のカナたんに全部持っていかれた気がするわ。
そして樹里杏はどこまでも不遇な苦労人。
どちらも本編にはあまり関係ない流れですが、面白く読めました。
映画になるので購入。
試し読みで読んだ感じでもかなり続きが気になったので、続巻も買う予定。
霊の見える主人公とその相棒となる表向き特殊清掃の心霊探偵のコンビが活躍。
主人公は半ば無理矢理その道に引きずられていくのですが、BLくくりの割には読みやすいと思います。
前巻最後で謎の名前の女性がなんと女子高にいることがわかったのですが、呪い屋の割にはあっけらかんとした女子高生でした。
表向き占い師の霊媒師と依頼を解決したり、自分に降りかかった霊を初めて一人で除霊してみたりと何かと怖い思いをする主人公に対して、やけに執着して束縛する相棒。
次巻から女子高生との絡みも多くなるのかも。
試し読みでは読んだことありましたが、ドラマになったので借りてみました。
たった一度出会っただけの医師を追いかけて看護師になり、今いる病院を探してまで就職した主人公の根性がすごい。
周りのお膳立ても何のその、難攻不落の魔王かと思いきや、魔王に挑む勇者のごとき主人公にほだされたのか、最後の方はラブラブになって終わりました。
相手の魔王の急患遭遇率の高さが笑えます。
ドラマは短いスパンの中で仕上げていくので、ラブラブになるまでの過程がそこそこ省略されてますが、うまく仕上げていたと思います。
ハッピーエンドで終わる王道でしたが、王道であるがゆえ安心して読めました。
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看護師
自己紹介:
マイダーリン(ちょっとおバカなだんな)、5歳違いの息子二人(長男坊・次男坊と称す)との4人家族の働く母。
プライベートと仕事のときの人格評価が真っ二つ。
チビでメガネ。
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