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雪月野原日記

2008.06.04設置 おバカ家族の脱力な日常

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まいった

長男坊が朝から頭が痛いだの関節が痛いだのと言い出して、熱も少しずつ上昇。
…インフですか。

でもまだ時間が早かったので検査はせず午後まで様子見。
夕方、満を持して検査すると、インフルエンザB型でした。
十代なのでタミフルの選択はなく(現在厚労省からのお達しで十代にタミフルは処方控えます)、リレンザかイナビル(うちの診療所の選択肢)。
喘息持ちなので、イナビルで一気吸いよりはリレンザにしようということになりました。

イナビルは一日投薬で終わります(うちのお抱え薬局では指導しながらその場で吸ってもらう)が、これも吸入薬なのでうまく吸えない患者さんにはうちの診療所ではタミフルやリレンザにしています。
リレンザも吸入薬ですが、こちらはタミフルと同じく五日間投与。
喘息というのは気道が狭くなるので、吸入薬がうまく吸えないことも考えられるのです。
ほかに点滴薬もありますが、うちの診療所ではほとんど使用しません。
もちろん薬を使わない、という選択肢もありますが、うちは使うよ。使った方が楽だもの(笑)。

そんなわけで、発症から二日間、熱の下がるまでは特に一人にしてはいけませんというお達しもあるので私も仕事お休みになりました。
タミフル投与で異常行動が出たとかなり話題になりましたが、タミフルを使おうが使わなかろうが異常行動は出ることがあります。高熱によるものかインフルエンザウイルスによるものなのかはっきりしませんが、出るかもしれないとわかっているものは避けた方がよかろうというお達しですね。なのでインフルエンザの時の子どもは要注意なのです。
異常行動や脳症発症は日本人ばかりと言われていますが、本当かね。
その辺の研究、進んでいないのかな。

願わくば、次男坊にうつらないでくれ!というところですね。

それから、お仕事を持つ人がインフルエンザにかかるとイライラもしましょうが、口を酸っぱくして言うのは、たとえ熱が下がっても五日間は外に出ず、人と接触するな、ということです。
たまにいるんだ、熱が下がったらいいと思うたわけ者。そういうおまえの行動がインフルエンザを広めるんだいうことを肝に銘じやがれ、ということですね。
おっと、口が悪うございました。
今でこそインフルエンザは検査もでき、特効薬も使えますが、一昔前は死んでもおかしくないくらいの病気だったんですよ。今だって亡くなる方は大勢います。
だから、お身体大事にしてください。
医療者からの切なる願いです。

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プロフィール

HN:
ソウ
性別:
女性
職業:
看護師
自己紹介:
マイダーリン(ちょっとおバカなだんな)、5歳違いの息子二人(長男坊・次男坊と称す)との4人家族の働く母。
プライベートと仕事のときの人格評価が真っ二つ。
チビでメガネ。

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