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雪月野原日記

2008.06.04設置 おバカ家族の脱力な日常

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2017年5月の読書話

毎日これでもか、ハゲになるんじゃないかと思うくらいワンコの毛が抜けます。
毎日毎日ブラッシングに励んでいますが、まだ抜けきっておりません。
さすが柴、半端じゃない抜け方です。やっているうちにもうやけくそでどんどん楽しくなってきます。毛でもう一頭柴が作れそうです。
おかげで急にほっそりしてしまい、今まで通り抜けられなかった隣の家との境の柵をすり抜けてしまいました。ちなみに冬はもこもこのため通り抜けられませんでした。
隣家の人はうちのワンコが庭に出てくると遊ぼうとしてくれるくらいワンコ好きなため、隣家の人が爆笑して済みましたが(もちろんちゃんとワイヤーコードが繋がっています)、出たはいいが帰ってこれないワンコを引き取りに二度行ったところで速攻でワイヤーネット買いに行きました…。
しつけ教室にも行っていますが、人見知りの犬見知りで怖がりなので、あまりにもおとなしくてこれでどこがしつけ必要なのと言われるくらいいい子を装っておりました。もちろんそこが問題(飼い主にだけ傍若無人)なのですよ、こやつめ…。
でも気疲れするらしく、帰ってくると爆睡です。
まだあともう二週あるんだけどな。

長男坊は先週修学旅行に行ってきました。
広島、神戸、大阪です。
広島は宮島と原爆資料館、神戸では一日自由行動で神戸牛のステーキ(男ばかりの班行動)食べてきて、夜はディナークルーズ、大阪はUSJで遊び倒しというお楽しみモード満載でした。
次男坊はようやく君がヒーローになるときがやってきたぜ、の夏です。
運動会はかろうじてリレーで転ぶこともなく、なんとか組み立て体操も騎馬戦も棒倒してもやってのけ、ホッとしております。
唯一まともにできる水泳は、今もスイミングに通わせている恩恵を今この時こそ発揮するのだとばかりに泳ぎまくっております。
ものすごく速いかというと、そうでもないんですが。(チーン…
でも水泳がいいのか、ぐんぐん背が伸びて、もうすぐ兄ちゃんに背で追いつきそうだよ…、がんばれ兄よ。

続きから、五月に読んだ本の記録です。ほとんど読めなかったです。





souの本棚 - 2017年05月 (5作品)
東雲(しののめ)の途(みち)


弥勒シリーズ四冊目。
底知れぬ過去を秘めていた小間物問屋遠野屋清之介、相変わらずドSっぽい同心の木暮信次郎、人の好い老練な岡っ引の伊佐治。
水死体はご禁制の瑠璃を体内に隠し持っていて、更にその遺体の出所が清之介の故郷だと知れたところから物語は始まります。
清之介が清之介となる前の過去は重く、ここで思い切って清算しなければならない状況に。ようやく全てを告白した清之介の過去に常に面白さを求める信次郎は笑い、人のいい伊佐治はその過去の重さに酔いつぶれるほど。
清之介、伊佐治と二人で清之介の故郷へ旅をして瑠璃の謎に立ち向かったのですが、ここで江戸を離れることのできない信次郎の登場が減り、物足りないことに気が付いたのでした。やはり三人そろってのバランスかなと思いました。

おやすみ、リリー


ブクログ様より献本企画でいただきました。
老犬を見おくるという内容に献本企画に応募しましたが、もっと物悲しい内容かと思えば思ったより軽快な始まりでした。
予想外だったのは主人公の性嗜好。私は平気でしたし、読んでいるうちに気にならなくなりましたが、これによって好き嫌いはあるかもしれないと思いました。ただ、その好き嫌いだけではじくには惜しい内容だと思うので、やはりあえて前面に出さずに先入観なしに読むのが良いのかもと思いました。
主人公の飼い犬であり相棒のダックスフント・リリーとの軽妙な会話は、犬飼いなら楽しめるものであり、ある日気付いたタコに関する滑稽なほどの主人公の奮闘ぶりは身に沁みます。
現在犬を飼っている私には、その日が来ることがとても怖いです。怖いけれど、いつかは来るのだと覚悟しながら読ませていただき、主人公とリリーのように仲良く過ごせたらなと思いました。

イケメンの諸事情 (フラワーコミックスα)


タイトルのものを含め五編。
『イケメンの諸事情』平凡地味なOLに突然社内一のイケメンが付き合ってほしいと告白。まさかこんなイケメンが、と引き気味なOLにイケメンであるのは自覚している、とさらなるアタック。ありがちな展開ですが、嫌味になる前に程よいところで終了。
『魚の骨と宝石と』チャラいくせにできる営業新人を指導する立場のビリ営業のOLコンビ。ところがその新人の声には力があって…と思ったよりも予想外の展開。
『ご主人様募集中』仕事が決まらない無職の女が手にしたのは、怪しげなご主人様急募の求人。恐る恐る行ってみれば、どこぞの御曹司から俺のご主人様になれ、と。
一般庶民からご主人様に、俺さま御曹司が使用人にとお互い慣れないバイトを始めることに。週末だけの主従逆転バイトは成功するのか。
『最終電車のそのあとは』帰りの電車で偶然隣り合ったのは、同じ会社の男女。お互いほとんどしゃべったことはないがと思っているうちに眠り込んでしまい、全く見知らぬ駅で寝過ごしたことに気付いた相手に連れられて電車を降りてしまう二人。しかもそれが最終電車で、と焦る二人。しかし、それがきっかけでまだあった上りの電車内では話もできるように。最終電車でここまで楽しく過ごせれば御の字。
『指をからめて甘えあえ』占い師をしている主人公のもとにやってきた会社を立ち上げる予定の男性が。ところがまだ占い師コスプレをしていなかったため、占い師はまだだと誤魔化すことに。占いを信じていないにもかかわらず男性が来たのは、知り合いへの顔を立てるため。バイトだと信じた主人公と話しただけで帰っていく男性。回数を重ねるごとにどんどん言い出せなくなり、また自分の将来にも自信がなく占い師を続けていくか迷う主人公。予想外の展開はないもののすっきりです。
初めて読んだ作者さんでしたが、絵もきれいですしどれもなかなかいいところで程よく終わるので、読みやすくて他の作品も読んでみようと思えるくらいにはよかったです。

声なき蝉-空也十番勝負 青春篇(上) (双葉文庫)


居眠り磐音シリーズの磐音の息子、空也十六歳にして武者修行の旅に出た、というのが磐音シリーズの最後でしたが、これはその旅の初っ端(だろうと思う)。
修業の場としていきなり最難関の薩摩へ。薩摩は外様の割にかなり国境越えも厳しく、いわゆる紹介状を持たない輩は国境を守る外城衆徒が排除するという国柄。
空也も密かに国境越えをしたいと自ら無言の行を科して探ってはいたものの、その途中で親切にしてもらった親子すらも殺され、しかも薩摩ではないところだったことから、仇をとることを胸に国境越えに挑むことに。
親子の村の衆に助けを借りながら挑んだ聖地での願掛け修行。
もちろんそこに外城衆徒が現れ、命を懸ける闘いに。
国境を超える前にいきなり遺体も上がらないという滝つぼに落ちて終了。
主人公は死なないだろうと思いつつ、磐音一家には薩摩への紹介状(磐音が念のため書状をしたためていた)も間に合いませんでしたと、国境越えの武者修業風の若者死亡宣言が。遺骸もないよ~と無慈悲な宣言に磐音夫婦呆然の上巻。

魔剣天翔 Cockpit on Knife Edge (講談社文庫)


Vシリーズ五作目。
小鳥遊練無の先輩率いるアクロバット飛行チーム『エンジェル・マヌーヴァ』が日本に帰国。時価数億と言われる画家の遺産である同名の宝剣を携えてきたと噂され、それを巡って航空ショーの最中に墜落に見せかけた殺人事件が。
いつも以上に違法満載な探偵だった保呂草にそれを依頼した謎の女と影のフランス人大富豪。
果たしてエンジェル・マヌーヴァは本当に日本にあるのか。
今回は練無のちょっと秘密な過去に触れることになり、それに巻き込まれる紅子たち。
別働で愛知県警の七夏も居合わせたりとおなじみの面々が集まります。
ミステリーは何故かこんな場所で思われるところでもいつも同じ面々が集まるのがお約束ですから。
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プロフィール

HN:
ソウ
性別:
女性
職業:
看護師
自己紹介:
マイダーリン(ちょっとおバカなだんな)、5歳違いの息子二人(長男坊・次男坊と称す)との4人家族の働く母。
プライベートと仕事のときの人格評価が真っ二つ。
チビでメガネ。

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