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2008.06.04設置 おバカ家族の脱力な日常

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いやー、とにかく面白かったです。
お勧めです。

何が面白かったのか、ネタばれは続きから。

+ + + + + + + + + +
主役の阿部ちゃん(古代ローマ人)はくそ真面目な演技しかしていないのですが、それが面白い。
かつて一番最初に阿部ちゃんを見たときは、あのデビュー作『はいからさんが通る』でしたが、原作が好きで見に行った私はあまりの下手さに衝撃を受けたという…。
それから考えるといい役者さんになったものです。

古代ローマの時代なんて、勉強不足の私には遺跡で風呂があったことくらいしか覚えておりませんが(本当にそこしか知らないw)、まさに今回の映画はその風呂がテーマ。
日本人といえば風呂に浸かって疲れを癒す民族ですが、そこをうまく考えた話ですね。原作も面白いと聞いておりますが、現時点では読んでいないので原作話は抜かします、あしからず。

古代ローマの風呂に浸かっていた阿部ちゃんことルシウスは風呂の設計士。
いいアイデアが浮かばないので一時解雇されるんですが、そんなときに溺れた公衆浴場で現代日本銭湯にタイムスリップ。
日本の公衆浴場でケロヨンのおけだとか風呂上りのフルーツ牛乳だとかに感動して古代ローマでも真似しちゃうわけですね。
古代ローマ人にとっちゃそりゃ新鮮だろうよ。日本に来る外人さんだって驚きのシステムだもんね、銭湯って。
たまたまそこに居合わせたのが上戸彩なわけで、まだデビュー前の漫画描き。
阿部ちゃんの肉体にケンシロウ並みの肉体美を見出して、張り切ってスケッチしちゃったりするのです。役柄上ケンシロウ(北斗の拳)大好きのようです。
また局部を上手い具合に隠すし、その裸のまま考え込むし、日本人を「平たい顔族」と名付け奴隷扱い。
でもそんな阿部ちゃんだってほんまもんの外人さんの中に混じるとやはりチガウわけで。
考える人ポーズで真剣に苦悩するその姿が印象的です。
日本人は特に風呂だとかトイレにこだわるので、その後はさらに自動のトイレに驚いて、同じようなシステムを再現しようと工夫したり、そりゃもう真面目にやればやるほど観ているほうは笑えるわけです。
トイレの進化に関しては、恐らく日本が最高ではないかと思われます。日本滞在中の外人誰に聞いても日本のトイレを持って帰りたいと言われるくらいですからね。自動でトイレのふたが開いたり(ま、これはやりすぎな気もするけど)、おしり洗浄に暖房つき便座といたれりつくせり。海外に行ったときには(って、一度しか行ってないけども)日本のトイレやお風呂って親切だなと思いましたもの。

途中でローマの危機の辺りでだれるかと思いましたが、そこを救ったのは上戸彩の役柄実家の温泉旅館の面々。
顔は平たいが個性的な人たちは、古代ローマに同じようにタイムスリップして(ちなみにその時点で既に先に上戸彩がタイムスリップしてる)、ローマに風呂作ったりしてローマの危機を救います。
皇帝役の市村正親やその後を継ぐと思われていた北村一輝ももちろんいい味は出しているのですが、所詮添え物かなぁ。
全編に渡り、オペラの歌声が入るのですが、それが古代ローマっぽくて、コメディっぽくてよいです。
歌手がどれだけ有名な方なのか、無知な私にはわかりませんが、おそらくオペラ好きな人ならおおって思うのかも。
なんだかんだと阿部ちゃんは日本と古代ローマを行ったり来たりして話は進んでいきます。一度じゃないところがまた最高。たいていのタイムスリップものはおいそれと行ったり来たりできないですよね。
そのタイムスリップした理由はわからないまま話は終盤へ。
まあ、最後のオチくらいは書かないでおきます。

映画館ではかなり笑い声がしました。
もちろん大声で笑うわけではないので「ぷっ」とか「ふふっ」といった感じの控えめな笑いではありますが、私も笑いを堪えるのに苦労しました。
これならもう一度見に行ってもいいかも~。
…の前に原作読みたいかな。

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マイダーリン(ちょっとおバカなだんな)、5歳違いの息子二人(長男坊・次男坊と称す)との4人家族の働く母。
プライベートと仕事のときの人格評価が真っ二つ。
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