雪月野原日記
2008.06.04設置 おバカ家族の脱力な日常
読書話5月から6月
- 2011/06/20 (Mon)
- 読書話 |
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明日から長男坊は山の学習なんですが、今週ずっと雨予報なんですよね。
合間が雨だと着替えもいるので、荷物パンパンです。これ、まだお弁当とか入れるんだけど、無理じゃね?などと荷物を一緒に詰めながら思うのでありました。きれいに詰めても(よくある荷物まとめてくるくるとかやりたいけどさ、コンパクトにしちゃうとどれがどれだかわからなくなるからダメなんだってさ)どうせ帰る頃はぐっちゃぐっちゃだろうし、あれがないだのこれがないだのとうるさいだろうと思われます。
帰ってくるときが憂鬱です…。
雨に濡れたやつとかさ、絶対仕分けしねぇよ、長男坊。
泥がついたやつとか、煤がついたやつとか…。
考えるだけでうわ~~~だよ。
女の子だったら違うんだろうか。違うんだろうな。いや、そう思いたい。
違うことで心配するサル男子の母でありました。
続きからは読書話です。
合間が雨だと着替えもいるので、荷物パンパンです。これ、まだお弁当とか入れるんだけど、無理じゃね?などと荷物を一緒に詰めながら思うのでありました。きれいに詰めても(よくある荷物まとめてくるくるとかやりたいけどさ、コンパクトにしちゃうとどれがどれだかわからなくなるからダメなんだってさ)どうせ帰る頃はぐっちゃぐっちゃだろうし、あれがないだのこれがないだのとうるさいだろうと思われます。
帰ってくるときが憂鬱です…。
雨に濡れたやつとかさ、絶対仕分けしねぇよ、長男坊。
泥がついたやつとか、煤がついたやつとか…。
考えるだけでうわ~~~だよ。
女の子だったら違うんだろうか。違うんだろうな。いや、そう思いたい。
違うことで心配するサル男子の母でありました。
続きからは読書話です。
初めて出てきた今津屋のお内儀。出てきたと思ったらすぐに…。
長屋の住人ももっと引きずるかと思いきや、あっという間に…。
なんとなくしんみりした一冊でした。
今後あの釜崎がどう出てくるのか楽しみです。
長屋の住人ももっと引きずるかと思いきや、あっという間に…。
なんとなくしんみりした一冊でした。
今後あの釜崎がどう出てくるのか楽しみです。
さよならは言わないで〈上〉 (扶桑社ミステリー)
いろいろ読みなれた私でも途中で苦痛になるくらいのじれったさでした。ただ、主人公は名探偵でもなんでもなく、ただの普通の中年男なので、間違ったり、騙されたり、罠にはまって自分の身すら危うくなったりしますが、名探偵者ではない普通の人の奔走だからこそなのかもしれません。
時代は1900年代初頭、途中日本の大震災がと書いてあり、関東大震災の頃ということで、第一世界大戦も終わった頃のイギリスが舞台です。
主人公である建築家の男がうだうだやっているせいで、無実の罪に捕らわれたヒロインの清々しさが際立ちます。
それでも、やっとのことで結末まで読んだとき、あまりの衝撃に言葉を失いました。
時代は1900年代初頭、途中日本の大震災がと書いてあり、関東大震災の頃ということで、第一世界大戦も終わった頃のイギリスが舞台です。
主人公である建築家の男がうだうだやっているせいで、無実の罪に捕らわれたヒロインの清々しさが際立ちます。
それでも、やっとのことで結末まで読んだとき、あまりの衝撃に言葉を失いました。
第三章にはいるまで浅見は出てこず、箪笥工房の親子が主役級かと思いきや、名古屋の旧家ほうが主役でありました。
それでも地元愛知人としては、名古屋がメインの部分は楽しめましたし、東日本大震災で被害を受けた宮城県の辺りが出てくることを感慨深く読みました。今宮城県のこの風景はないんだろうと思うと、切なかったです。
どうしてもラストの締めがもにょもにょするんですが。
それでも地元愛知人としては、名古屋がメインの部分は楽しめましたし、東日本大震災で被害を受けた宮城県の辺りが出てくることを感慨深く読みました。今宮城県のこの風景はないんだろうと思うと、切なかったです。
どうしてもラストの締めがもにょもにょするんですが。
ミステリーにしてはほのぼのしてます。
主人公は警察官なりたてなのに、仕方なくキャリア組として配属された先は副署長の肩書き。でもペーペーだからできることもなくて、肩書きだけは上だから親しくできる人も署内にいないというかわいそうな身分。
知り合った獣医の土井先生の推理で事件を解決していきます。
でも獣医なだけに事件解決のきっかけは全部動物。
事件が完全に解決されてめでたしめでたしという類の話ではありませんが、最後の話の警官殺しだけは続きそうです。
主人公は警察官なりたてなのに、仕方なくキャリア組として配属された先は副署長の肩書き。でもペーペーだからできることもなくて、肩書きだけは上だから親しくできる人も署内にいないというかわいそうな身分。
知り合った獣医の土井先生の推理で事件を解決していきます。
でも獣医なだけに事件解決のきっかけは全部動物。
事件が完全に解決されてめでたしめでたしという類の話ではありませんが、最後の話の警官殺しだけは続きそうです。
紅葉狩りから狐火まで、相変わらず行く先々で揉め事に首を突っ込んでいますが、今回はおこんさんが一歩前進といったところでしょうか。
柳次郎の知り合いの騒動や奈緒を追う旅で加賀金沢で出会った鶴吉の騒動は、愛憎表裏一体という感じでした。
柳次郎の知り合いの騒動や奈緒を追う旅で加賀金沢で出会った鶴吉の騒動は、愛憎表裏一体という感じでした。
青春小説とするなら、とても懐かしく、こんなことあったなぁと甘酸っぱく思い出せる話です。
でも、そこまでいけてるか、いけてないか、こだわった覚えはないけれど、確かに人間関係はいつの時代も難しい。
不満を言うなら、表題の桐島はいつ出てくるのかとわくわくしていたのに、全く出てこなかったことでしょうか。いや、それを狙ったんでしょうが。結局、何を考えて部活をやめたのか、彼女とは何を考えて付き合っていたのか、実際はどんなやつなのか、知りたかったです。
でも、そこまでいけてるか、いけてないか、こだわった覚えはないけれど、確かに人間関係はいつの時代も難しい。
不満を言うなら、表題の桐島はいつ出てくるのかとわくわくしていたのに、全く出てこなかったことでしょうか。いや、それを狙ったんでしょうが。結局、何を考えて部活をやめたのか、彼女とは何を考えて付き合っていたのか、実際はどんなやつなのか、知りたかったです。
斉藤由貴主演で映画になっていたので、急に思い出して(先日CD買ったところ)読んでみました。
タイトル通り、降り積もる雪に慰められたり、翻弄されたり、孤児の少女が大人になっていく情景は、北海道が舞台です。でも、広大な原野の風景ではなく、街の灯が見える札幌。それが物語を余計に切なくさせます。
養育してくれた青年と見守ってくれた青年の親友の愛の中で育ち、傷つけられた過去を捨てきれず、不意に起こった殺人事件に悩んでいく姿は、古い小説とはいえ、十分に読み応えがありました。
タイトル通り、降り積もる雪に慰められたり、翻弄されたり、孤児の少女が大人になっていく情景は、北海道が舞台です。でも、広大な原野の風景ではなく、街の灯が見える札幌。それが物語を余計に切なくさせます。
養育してくれた青年と見守ってくれた青年の親友の愛の中で育ち、傷つけられた過去を捨てきれず、不意に起こった殺人事件に悩んでいく姿は、古い小説とはいえ、十分に読み応えがありました。
先にいなだ詩穂さんの漫画版で読んでいるのですが、天井から垂れ下がる女はやはり怖いです。しかもその口から…。
漫画版は簡略化してあるので、旧怪談のくだりは省略されていましたが、さすがに小説版では複雑な経緯。簡単には原因がつかめなかった様子が良くわかります。
漫画版は簡略化してあるので、旧怪談のくだりは省略されていましたが、さすがに小説版では複雑な経緯。簡単には原因がつかめなかった様子が良くわかります。
主人公がスポーツ選手であることが一つのポイントですかね。
優秀なスポーツ選手であるがゆえ、その遺伝子を調査したいと申し出る企業の研究者、その遺伝子調査でスポーツの道に引っ張られた者の憂鬱。
そして遺伝子を調査されては困る親心とその必要に迫られる親心。
(ああ…)とため息をつきたくなった終わりですが、全く知らずに過ごしているあの奥さんが一番謎だったり。
優秀なスポーツ選手であるがゆえ、その遺伝子を調査したいと申し出る企業の研究者、その遺伝子調査でスポーツの道に引っ張られた者の憂鬱。
そして遺伝子を調査されては困る親心とその必要に迫られる親心。
(ああ…)とため息をつきたくなった終わりですが、全く知らずに過ごしているあの奥さんが一番謎だったり。
試し読みで久々に面白いと思って本屋に買いに行った漫画です。
男子校、寮ものはたくさんありますが、ノリがよくてバカらしくて、それでいて少しだけキュンとくる感じ。
男子校、寮ものはたくさんありますが、ノリがよくてバカらしくて、それでいて少しだけキュンとくる感じ。
メンズ校 2 (フラワーコミックス)
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プロフィール
HN:
ソウ
HP:
性別:
女性
職業:
看護師
自己紹介:
マイダーリン(ちょっとおバカなだんな)、5歳違いの息子二人(長男坊・次男坊と称す)との4人家族の働く母。
プライベートと仕事のときの人格評価が真っ二つ。
チビでメガネ。
プライベートと仕事のときの人格評価が真っ二つ。
チビでメガネ。
この記事へのコメント
男の子って…
宿泊学習(うちの地域ではそう呼びます)って梅雨の時期が多いですよね。一応、「汚れたらこっちの袋にいれてね」とか「着替えはこの袋だよ」「予備も入れておくからね」っていっても、新しいものと洗濯ものが一緒になって帰ってくる。
しゃあ~ないか。男の子だもん。とりあえず、忘れ物のコーナーにいってなくてよかったと思うしかないね。
「~診療事件簿」のイラストは、「謎解きは~」のイラストの方ですね。
「謎解きは~」を買って読んだのですが、私には合いませんでした。
執事の推理はいいんですが、本当にそうだったのかっていう事件の結果がわかりませんでした。
なので、途中で挫折してしまいました。(飽きっぽいので)
東野圭吾作品は、ここ3週ドラマでやっていますが、ブルータスは結構面白かったです。
原作のある作品は、原作から読んだほうがいいのか、ドラマからのがいいのか悩んでしまいます。
ハリーポッターの賢者の石を原作を読んでから映画を見たら、あまりにとびすぎていて(当たり前ですが)残念だったので、それから悩んでしまします。原作が面白いと、特にそう思います。
ソウ様はどうですか?
サルですw
一日目はテント泊、二日目はロッジ泊だそうです。
でも今回思った以上に天気が回復してこちらでは晴れでした。きっと楽しめただろうと思います。
以前野球の合宿に行ったことがあるので、だいたい予想がつきます。着替えたものも着てないものも全部一緒になってました…とほほです。
他人のものが混じっていたり、他人の荷物に紛れていたり、ありがちです。
ちなみに「謎解き~」は話題の本だけに図書館では順番が300人弱ありまして、もう少しみんなが読み終わった頃に予約しようかな、と。でも私も聞いたところによると本の内容の好き嫌いはあるみたいですね。
東野圭吾作品は、まだドラマも録っただけで見てませんが、原作は本屋にずらりと並んでいました。そのうち読んでみようかと思います。
原作が先か映像が先か。
映像が面白ければ、多分原作も面白いだろうと思って読みます。映像では省略された部分を原作では補足されていたりするので。
原作が先の場合は、長い原作をどうやって縮めているのか気になります。あまりにも省略されていると、実はこれはこうなんだよーと一人でニヤニヤします。
特にハリーポッターの省略振りはすさまじいですね。でもそれなりにつじつまが合うように作ってあるのを見ると、脚本家は苦労しただろうなとか。あの分厚さは忠実には無理ですからね~、仕方がないです。
ただ、ハリーポッターの独特の世界観は、映像を見たことによって原作を読んだときの漠然としたイメージ(クディッチとか)が容易に想像ができるようになってよかったと思っています(内容はともかく)。
あとは映像化の場合はキャストがイメージどおりなら見てもいいかな、とか。
だから、その時々によって原作が先だったり、映像が先だったりします。
そうですね、映像で納得いかないと原作に走ります。