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雪月野原日記

2008.06.04設置 おバカ家族の脱力な日常

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読書話2015年6月

もう今年も半分を過ぎてしまいましたね~。
仕事は前半に働きすぎたので、昨年よりは現在のんびりしております。いやー、四月までにすでに倍くらい働いたからなー(つまり、給料も倍だった)。ま、人手不足で働かざるを得なかったんだけども。
この二週間で家族中で風邪をひいたりして、家族も病院通いまでさせて(とは言っても職場だけど)あっという間に過ぎてしまう日々です。
来週は個人懇談もあるし、学校へ行って何を言われるやら。
一学期は次男坊の場合担任から三度も電話あったけれども、三度で済んでましになったと言うべきか。まだまだ次男坊は苦労させられそうです。

さて、続きからは6月に読んだ本の記録です。
ガンガンオンラインの野崎くん…、66号が衝撃で若瀬尾キターーーーという感じでした。
早くコミックにならないかなー(次巻は冬だそうで)。




yudukisouの本棚 - 2015年06月 (8作品)


海賊の娘である村上景は、その時代にはそぐわない大女(170越え?)、おめめパッチリで醜女と評される。確かにその時代の美とは、のっぺりとした下膨れの顔。
しかし、その時代でも泉州の男たちにとってはかなりの美人としてちやほや。異人を見慣れているせいだとか。
そんな出だしで始まったものの、時代は織田信長一向宗との大坂石山本願寺の戦に乗り込んでいくことに。
今だ村上水軍の何たるかはほとんど出てこず、どちらかというと織田軍対本願寺との戦が中心の上巻。
ただこの上巻で泉州の男たちの生きざまがわかって面白く読めました。
南無阿弥陀仏を唱えれば極楽往生との考えのもとに信徒が戦うのを鼓舞する考え方に抵抗する景の姿は、今ではきっと一般的なのでしょうが、宗教というのはそういう生臭い側面も国内だけではなく国外にもあったという歴史が考えさせられます。



吉原が全焼してしまったので、再建するまでそれぞれ浅草界隈に散った妓楼。やはり塀に囲まれていない市井の中ではトラブルもたくさんのようで、次から次へと事件が起こります。
会所の面々も見回る範囲が広く大変なようです。
花魁が火事のどさくさに攫われたり、身受けされた遊女を逆恨みで追いかけたりと今回も裏同心大活躍です。
薄墨とタメを張るくらいの花魁にも慕われ、薄墨には結構本気で迫られ、幹次郎もたじたじ。江女もさすがに複雑なようで。
仮宅からまた吉原に戻るのに五百日だそうで。まだまだ戻るまでのエピソードがありそうですね。



遠野編続き。
冒頭はやじさんに大事な通帳を奪われて取り返しに奔走する哀れな雨宮から。おちょくられ、散々走り回ってようやく手にした通帳。大事にするんだよ(笑)。
それにしても今回は雨宮が面白すぎてやじきたの活躍が薄かった気がします。
理不尽でずる賢くてしつこくて嫌な奴なのに、権力の下では単純で妙に素直な雨宮。
白虎の力をもらえるかどうか微妙ですが、とりあえず野獣のまま突っ走っていただきたいです。
雪也は巻半ばで何故か解放。白虎の首領は警察組織どころかその上の政府筋に関係があるようです。
遠野編もあと一巻くらいでしょうかね。四神揃ってこの先話の収拾をつけてくださるのか、やはり気になってこの先も買ってしまうでしょう。



下巻は戦に突入です。
その場面自体はよく読めば血みどろのすさまじい戦いなのですが、何故か笑える。
こりゃあかんと言いながら倒れていく泉州兵士とか、ほなさいならとばかりに逃げていく将(確かに性格的には卑怯者かもしれないけれど)とか、悲愴さがない。
景と七五三兵衛の闘いは、二転三転でここまで動けるものなのかと思いつつ目が離せませんでした。
最後、それぞれのその後がちゃんとわかって、読者的にはとても満足しました。



あのお涼と奉行の馴れ初め話から、柿と牡蠣のそれぞれの尽くしなど。表題の蓮尽くしは他の人に披露する機会を失して、奉行のちょっとした感傷とともにひっそりとでした。
お涼は昔からかなり粋な女人だったんですね。
今回の黒幕はともかく、実行犯は少し意外でした。
そしてあの罠をはったのは…?
次巻以降で出てくるのか。



『さよならドビュッシー』の事件の前の話となります。
あの孫娘たちの資産家でありながら権力が大嫌い(その割にあありとあらゆるコネを使いますが)、病気の後遺症で車椅子生活になりながらもなお口が達者でどんな人にも物怖じしない信念を持ったじいさまが主役。
話のところどころに出てくる名古屋弁に地元民としては親しみを感じつつ、後の探偵役岬が出てくるとああこれでおしまいかと寂しく思ったくらいでした。
あれほどのじいさまであるにもかかわらず、その後のドビュッシーの話を思うと少し複雑。事件前夜の余韻を残しつつ夜が更けていくのが切なく感じました。



まだ仮宅のまま吉原再建までの日は遠そうです。
今回は仮宅なために起きる吉原乗っ取り事件。
営業許可の沽券をうまい具合に騙し取って、いざ再建の際には乗り込む手筈だったようです。しかし、もちろんそのたくらみに途中で気づいた会所の面々が総力を挙げて阻止にかかります。
ただの乗っ取りではなく、背後には新しく老中になった松平定信と対立する田沼派の画策だったり。
『沽券に関わる』はここから来ていたのかと勉強になりました。
忙しく動き回る幹次郎とは別に、汀女にも襲う輩が。意外なことに汀女も強かった!出来すぎだけどまあいいか。スカッとしました。



今回は五徳猫事件からの因縁と言うべきか、嵌められた益田に始まり、何故か厄介ごとを引き受ける本島。
もちろん下僕としていいように扱われ、おいしいところは全部榎木津が持っていくのがお約束。
怪盗だろうと探偵だろうと榎木津はかっこいいです。やはり今回はにゃんこ~で決まりですね。
京極堂のいう榎木津という仮面の話はなるほどと思わせました。
そして、ようやく本島のフルネームが出たところで終了です。
最後にふさわしい榎木津の活躍でした。

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プロフィール

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ソウ
性別:
女性
職業:
看護師
自己紹介:
マイダーリン(ちょっとおバカなだんな)、5歳違いの息子二人(長男坊・次男坊と称す)との4人家族の働く母。
プライベートと仕事のときの人格評価が真っ二つ。
チビでメガネ。

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