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2008.06.04設置 おバカ家族の脱力な日常

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健康診断に行きました。
ただでさえちっこいのに、身長縮んでへこみました。体重はここ何年もほとんど変わらず。おかげさまで腹囲も変わっておらず、視力も何とかキープした模様。血圧は低すぎて三度もやり直し。低くてもええがな。
採血は申し訳ないほどに血管の出が悪いので、事前にご自由にお使いくださいのブランケットをキープして温めたせいか、なんとかやり直しすることなく終えました。
それよりも朝抜きで腹減りがきつかったです。そりゃ腹も減れば血圧も上がんねーし、血管も元気出ねーよ。
朝からがっつり食べるタイプの私は、食べないと動けない。体温も上がらない。頭も回らない。
朝はしっかり食べようぜ!
昼はお腹減り過ぎたせいか、がっついて食べすぎた…。
結果が帰ってくるのはだいたい2週間過ぎ。
健康であることを祈る!

続きから、10月に読んだ本の記録です。




+ + + + + + + + + +
yudukisouの本棚 - 2015年10月 (12作品)

夢の世界に誘われる一の妃とタンダの姪、それからチャグム。皆それぞれの理由から現実の世界の苦しさから逃れたくて、花が見せる夢の世界に捕らわれたまま眠り続けてしまうところから始まります。
一方ヨゴに戻ってきたバルサと木霊に魅入られた歌い手ユグノ。
呪術師になる前のトロガイの過去。
今ではチャグムの教育係となった星読み博士のシュガ。
何の運命か最終的には皆が揃って夢の世界の悪夢を払うために集います。
夢の世界を、花を悪夢に変えてしまったのは何故なのか。
辛い現実から逃れるために見る夢は、甘く優しい幻だとしても、いつまでも夢の世界では生きられないのだと知ること。諦めずに生きていくこと。すぐそこにある幸福に気が付いて感謝をすること。
この物語からはそんなことを感じさせてくれました。
トーヤとサヤが夫婦で店を開いていましたが、もうそんんな月日が経ったのか…。


とあるOLが殺され、その周辺の人々による噂話がマスコミやSNSによって勝手に容疑者として仕立て上げられていく様子が本編となっています。巻末には週刊誌やSNSなどを模した資料と称するものも付属して目新しさはあります。
噂話ほどあてにならないものはない。けれど、容疑者とされた同僚はこれでもかとどんどん貶められていく。
小さな頃の話から小中高大学とそれぞれの同級生の話も追加され、きっと容疑者扱いされた人はこんなふうにされるのだろうと思うと空恐ろしいくらいです。
ただ、終わりではあっさり真犯人が捕まり、やや尻つぼみな感じ。この作者さんならではの人間関係の恐ろしさだけが後に残ります。
映画は見ていませんが、正直観る気は起きないです。


タイトルの花見弁当は最初だけで、全編通して武藤さん追悼柚酒料理という感じでした。
そこまで武藤さんを惜しんでいるとは思わず、ちょっと驚きでした。
茶葉料理よりは濁酒に合う料理の方がおいしそうでした。
事件は塩梅屋の隣のお嬢さんが巻き込まれ、色男に騙されるパターンはいつの時代もあるものだと思いましたが、そのお嬢さんを失った夫妻は気の毒でした。

瑠璃の水菓子料理人季蔵捕物控 (ハルキ文庫 わ 1-27 時代小説文庫 料理人季蔵捕物控)
和田はつ子
読了日:10月07日

始めの方に出てきた胡瓜料理は読んでいても食べたくなりましたが、すでに今は胡瓜の旬が過ぎていて残念です。
全編通して鮎料理が出てきましたが、タイトルの水菓子はほんの一品だけ。タイトルに偽りありだよと思いました(笑)。
前回出てきた白犬が再び出てくるかと期待しましたが出てこず。
事件自体もすっきりしないまま。誰からも悪人と言われる輩に関しては亡くなっても真相は明かせず。正義の面からいけば許されないことですが、事を荒立てる必要もないといった流れはわかります。
表向き事件は解決されたようになっていますが、まだ黒幕が見え隠れ。この先対決があるのかどうかというところですね。

決着―吉原裏同心〈14〉 (光文社時代小説文庫)
佐伯泰英
読了日:10月09日


札差筆頭行司をめぐる争いに決着です。
前巻から吉原を巻き込む騒動となった田沼時代の布石は、この巻で一掃されることになります。
とりあえずこれはすっきり。
ただ、巻の前半は吉原での女郎殺しに幹次郎たちが奔走して調べを進めると、随分と昔からの因縁の絡む事件。しかもそこまで頑張って調べを進めたのに、その結末は何ともがっくりと来る徒労感。
それだけに札差の事件だけでもすっきり解決してよかったです。
京都行きの話はどうなったんだろう。
先行きがどんどん暗くなる感じです。


実はドラマは最終回しか見なかったのですが、これがあの原作かと思い読んでみました。
バブルな時期に銀行に就職した主人公。
あっという間にバブルがはじけ、都市銀行もつぶれる時代になり、世の中不景気まっしぐら。
融資課長になった主人公、支店長が急がせたとある会社の融資五億が回収されないまま倒産の上、社長は雲隠れ。しかも粉飾決算に計画倒産、隠し財産に脱税と、国税が追い、結託した背任支店長と主人公を目の敵にする連中が阻む中、その責任を取らされようとする主人公は、債権回収のためにあの手この手で社長の個人資産を追います。
倍返しどころか本編の中では十倍返しだとありましたが、本編の最後では主人公を見下したすべての人間が降下、もしくは謝罪する羽目に。
責任を取らされて出向になるか、債権回収できるかある意味綱渡りの解決に、最後は痛快な気分でした。


今回は新ヨゴ皇国の皇太子チャグムが隣のサンガル王国の新王即位の礼に行った際の話でした。
重要なお供はシュガだけ。それでもチャグムのその皇太子としての資質は、トラブルに巻き込まれてなおよくわかるというものです。
南の大陸からタルシュ王国がサンガルを制覇しようと陰謀をたくらみます。それにチャグムは巻き込まれるのですが、以前精霊の守り人となったこともまるで伏線かのようにチャグムでなければ解決できなかった事件が起こります。
サンガルの王子王女との連携もこれからのチャグムを支える元となるのであれば、それも必然だったと言えましょう。
いつの間にかシュガがあれこれと呪術を覚えていて驚きました。チャグムとのいいコンビぶりも相まって、頼もしく思えました。
改めてチャグムが外の世界に触れて、バルサたちと過ごした日々を懐かしがるばかりではなく、無駄ではなかったと前を向いて進んでいけるといいなと思いました。


そうそう女子高での話だった、というのは覚えていても、細かいところは忘れていたのでちょっと新鮮でした。
志水さんの絵がまた想像通りだったので、違和感もなく読めます。中年、年増、少女と出てきますが、女子高なので少年雑誌向きなのでしょうか。
こういうのを見てしまうと、『鉄鼠の檻』のコミック化も見てみたくなります。ああ、でも坊主ばかりで地味かな。
次巻からいつものメンバーが出てくるのでしょうか。


この巻でヒロイン登場。神社の宮司の娘ですが、生まれつき神が見える天眼を持っています。
神への信仰が薄れるということは、神の力が弱っていずれ消えてしまう存在もいるのだとこのヒロインを通して知ることになります。
ヒロインはそんな神に対して見えるだけで何もできないことでどんどん内向的になっていくのです。
それを御用人である主人公とともに行動することによって変わっていくのなら、残念な主人公も少しは報われるのかも。
リアル猫バスで移動のスーパー銭湯にはまる神とか繊細な貧乏神とか酒豪で剛毅な須勢理毘売とか女たらしの大国主命とか、出てくる神の個性的なところが変わらず面白かったです。


異動した先での話で、またもや難題を押し付けられた上にあちこちに買った逆恨みをどう跳ね返すかといったところでした。
同期の事情も重なり、少しずつ不正を暴いていく様子が面白いです。
銀行の事情は知りませんが、こんなに不正が多いのかとかこんなに足の引っ張り合いがひどいのかと思ってしまいます。
ドラマは最終回しか見ていなかったので、オネエ口調の人物はここで出てくるのか、と知った次第です。

荒神
宮部みゆき
読了日:10月29日

江戸は綱吉の時代。陸奥の山奥の隣り合った藩の境の御山に現れた怪物。
最初は誰も信じない圧倒的な強さを誇る怪物に対して、無力な人間は、食われたり踏みつぶされたり投げ飛ばされたりと文字を追う中でも壮絶さを感じます。
どうやったら退治できるのか、正体もわからないまま物語は進みます。
ただの怪物小説ではなく、そこに暮らす人々と綱吉の時代の生類憐みの令と藩お取り潰しの恐怖や禁忌など、それぞれの立場から細かく書かれています。
ただ、どうしてもその怪物の姿が想像しきれなかったのですが、それでも腐臭がしそうなところが宮部さんの筆の緻密さかなと思いました。


薄墨太夫の昔の知り合い登場。とは言いつつ、勝手に懸想され、勝手に付きまとわれるという災難。
おまけに前作で薄墨が引き受けた禿がさらわれ、身代わりの左吉までも消える。こちらはもちろん会所の面々が解決しますが、新しく親分登場で、この先も出てきそうな感じ。
吉原でも変わった趣向を試みる妓楼も出てきて、まるでAKB劇場かと思いました。
そしてもう一つあららと思ったのが、信州から来た力士見習いの魑魅魍魎話。
時々現実離れしたエピソードをちょいちょい持ってくることがあるけれど、正直ない方がすっきりするのになぁと思いました。

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自己紹介:
マイダーリン(ちょっとおバカなだんな)、5歳違いの息子二人(長男坊・次男坊と称す)との4人家族の働く母。
プライベートと仕事のときの人格評価が真っ二つ。
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