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雪月野原日記

2008.06.04設置 おバカ家族の脱力な日常

2016年5月の読書話

長男坊の誕生日を朝は華麗にスルーしてしまったと書きましたが、本当に本人も忘れていたようです。
帰ってきてすぐに「お帰り、誕生日おめでとう」と言ったら、「おう!ありがとう!俺も忘れててさ~、昼休みにラインでおめでとう来て思い出したわw」と言っておりました。おやつ豪華版があるよ~と言うと、ものすごくうれしそうに食べておりました。かわいいもんだ。
長男坊の学校では、保護者からの許可申請書があればスマホを学校に持っていくことはできます。その代わり、校内で電源はオフ。昼休みは先生いないのでメールとかラインとかだけ確認するそうです。見つかると罰則があるので、基本真面目な生徒たちはちゃんと守っているようです。

次男坊は初めての調理実習に初めての裁縫にとあれこれ初めて尽くしなので、本人とても楽しそうです。
おまけにプールの時期で、体育も水泳になってくるのでますます楽しそう。とは言っても水泳部なのですでに泳ぎまくっているのですが。水の中に入るの大好きみたいです。うらやましい。

仕事は今月から健診期間に入ってきましたので、十月まで毎日健診ありなのです。長いな~。
私のイネ科花粉症はなかなか治まらず、まだ少し続きそうです。油断すると鼻詰まりの洟垂れ。
車は車検を終えましたが、現在七年を過ぎました。タイヤそろそろまずいな~と思っていたら、本当に車検の基準にぎりぎりで微妙と言われ、どうせ替えるつもりだったから替えちまえ、とさらに四万上乗せ。うーん、いたい…。
当分新しい車なんて買えませんわね。


続きから、2016年5月の読書記録になります。
興味のある方だけどうぞ。





souの本棚 - 2016年05月 (12作品)
検察側の罪人
検察側の罪人
雫井脩介
読了日:05月02日


検事になった若手検事とベテラン検事。
ベテラン検事には、かつて未解決となった事件へのわだかまりがあり、一緒に法を勉強し、一緒の下宿に住んでいた仲間たちとは一線を引いている現在、なんと別の事件で浮上した参考人の中に未解決事件で犯人と目されていた男がいた。
既に時効を迎え、たとえ犯人だったとしても罪は問えないという、そのジレンマがベテラン検事を踏み込んではいけない道へと向かわせていくのです。
若手検事は、何かおかしいと感じながら、公判へと突き進む事件解決への流れを止めることができず、納得できないために結局は検事をやめてしまいます。
やったのかやっていないのか、真犯人はいるのか。
たとえ時効を迎えても人ひとりを殺した罪は問えないのか。

確信犯的に踏み込んでいったベテラン検事の胸中を同期の仲間たちは泣きながら察するシーンだけは、泣けました。
前半も大事な前振りではあるけれど、読み進めるのに時間がかかりました。後半は一気に進む内容に読む速度も上がりました。…が、結末はややすっきりしませんでした。
それが盛大に疑われつつも釈放された容疑人に対してなのか、事件の方向性を決めてしまうストーリーに沿った捜査のせいなのか。
司法の世界は、素人には未知ゆえにいいように扱われてしまうのが怖いところ。

竹屋ノ渡-居眠り磐音江戸双紙(50) (双葉文庫)


磐音の息子・空也も大きくなって、この巻では十四歳に。
速水左近の取次ぎにより、将軍家斉にも謁見。将軍自らの尚武館道場再建を言い渡され、念願の神保小路に戻ることに。
おこんの父・金兵衛は小梅村に残り、それを心配した空也も小梅村に残ることになりました。
以前闘いを保留していた土子順桂との決着がこの巻のメインなのでしょうが、思ったよりもあっさりと終わります。
そして巻の最後ではこれまたとあるお方とのお別れが。
そうなるだろうと思いつつ、これはきっちり五十巻では終われなかったはずだと納得。ちょっとほろりとしました。

旅立ノ朝-居眠り磐音江戸双紙(51) (双葉文庫)


いよいよ長かったシリーズも最終巻。
更に二年の時が流れ、再度豊後関前藩に訪れた危機により、またもや磐音が家族の様子伺いも兼ねて家族で故郷へ。
豊後関前藩、どれだけ愚かしい人物ばかり現れるのか。正直お取り潰しにあってもおかしくはないぞと思いつつ、今回も磐音の活躍により結果的には事なきを得ます。
そして最後には二人との別れが。
運命の分かれ道だった最初の辻に立ち、しみじみと自分の過去を振り返りつつ、さまざまに出会った人々や、同じく運命に翻弄されることになった奈緒らを思い、新たなる旅立ちに思いを馳せる、という感じです。
最後はさすがにオールキャスト総出演という感じで、サービス満点でした。
個人的には尚武館に戻って終わりにしてほしかったけれども、始まりはここ、という作者のこだわりもわかるので、良い終わり方だったと思います。
大半の読者は次世代の空也の物語を期待されるのだろうなと思います。いや、出るなら読みたいけれども、きっとそれは空也の成長よりも磐音たちのその後を期待してしまう気がするので、ここですっぱり終わりの方が潔くていいのかもしれません。
もうこれ以上お歳を召された方々の最後は見たくないしなぁと思ったり。

歌うたいの黒うさぎ 9 (マーガレットコミックス)


今回は秘密の花園にとうとう入ることができますが、思ったより黒ウサは遠慮深かった!
坊ちゃまの母そっくりメイド騒動もひと段落付き、黒ウサの新たなる父兄仕込みの危機管理能力を発揮し、だんな様の危機を救い、もしかしてもしかすると?のフラグもたちました。それに関して言えば、南場さんも結構賛成なのかしら、と思ったり。
とうとう充悟も旅立ちますが、だんな様日本在住も決まり、もうすぐ終わりを感じさせる巻でした。
でも黒ウサの坊ちゃまが一番大事な、ぶれないところが好きです。

探偵の探偵 (講談社文庫)


ドラマが先です。ドラマが思ったよりも出来が良いことに気付きました。
北川景子の線が細くて危うげなわりに、ハードなアクションがドラマでは目を引きましたが、原作を読みながらドラマの内容が思い浮かぶので、かなり原作通りに作られたことがわかります。
あれだけ派手に痛めつけておきながら、これで死んでいないのかと思うと、女の力では限界があるのか、死なない程度に痛めつけるのが得意なのか。確かに死なない程度に痛めつけられて加減がわかっているという描写は出てきますが、意外に死なないものだなと思ってしまいました。いや、もちろん小説であることは重々承知の上ですが。
知恵と機転を駆使して切り抜ける主人公に肩入れしますが、現実には実際ここまでの知識と機転を持った探偵はなかなかいないだろうと思われます。

炎路を行く者 —守り人作品集— (偕成社ワンダーランド)


王の盾としてヨゴ皇国の未来を生きるはずだったヒュウゴ。
その幼き頃、タルシュに征服された話と十五の頃のバルサの話。
それぞれその頃の経験がなければその先の立ち位置はないのでしょうが、戦のある暮らしと追われる暮らしは少年少女には辛すぎる過去です。
いずれも新ヨゴ皇国の新しき王となるチャグムと出会うのですが、そのチャグムはいまだ少年であり、これからの未来を王としてその背に国民を負うていくのです。
あの頃には見えなかったことを、これからのチャグムに伝えられただろうかと思いを馳せるバルサの心配、少年の頃に新たなる道への舵を思い切ってきることを教えられたヒュウゴの決断が、チャグムのこれからを助けるのだと思うと感慨深いです。

花冠の竜の国encoreー花の都の不思議な一日ー 2 (プリンセスコミックス)


エスターとリズの息子、イルギスが見つかってから、宵闇の国が国として動き始めている中、逃げたシゼリア姫の企みは着々と進行。
帰ってきてこの事件で、更に『花冠の竜の姫君』に続くとしたら、あまりにも花冠の世界に不穏な事件起こりまくりだなとか思いました。
とりあえずエスターがいればそれでよい、と思ってしまう私です。

探偵の探偵2 (講談社文庫)


あまりにもドラマと一緒でこりゃすごい。もしかして結末までこのまま原作通りにドラマ作ったのかしら。
窪塚の話までドラマと一緒で、そこはちょっと切ない。違う未来があってもよかったと思わずにはいられません。
そして玲奈は探偵というよりも、すでに傭兵と言っても差し支えなさそうな活躍です。そのサバイバル能力は、やはりそれを覚える頭がないと無理ですよね。

アンフェアな国 (刑事 雪平夏見)


今回雪平は新宿署組対課に異動。
娘の美央は全寮制の私立中学に進学。
新しく個人のスマホを買おうとショップに行ったところから、今回の事件が始まります。
あれこれと探る雪平が邪魔になったのか、元上司の林堂は雪平をかばってひき逃げされ、犯人はわからずのまま。林堂も重体のまま次回へ持ち越しか。
調べた事件そのものは解決しましたが、仮想敵国にあの国もあの国も入っているとは。
国同士の駆け引きは、アンフェアであり、一筋縄ではいかないのでしょう。
途中小学生の計画的殺人事件が入りますが、これ自体は世相を表したかっただけなのか。あっさり過ぎていきます。
そして何よりもこれほど先を望んだのは初めてかも。
安藤!ダメでもともとだけど、あんたはえらいよ!
でも私の予想は「ごめん。それは無理」だったりします。

CD付[新版]生きがいの創造


生まれ変わりだとか、生まれる前のことや、お腹の中にいる間のことについて、こういうこともある、と以前から思っていたことが詳しく書いてあり、自分の中ではやはりあるのかもしれないと腑に落ちました。
私自身が生まれる前後の記憶らしきものがあり、息子も生まれる前の記憶らしきものを話したこともあり、半信半疑ながらそういう話は他にもあるのだろうかと思っていたのです。
生まれた後の試練は、生まれる前の自分が選んだことだという話は、たとえそれが眉唾であったとしても前向きに対処していけそうな気がします。
そして死にゆくとき、それがどんな死であっても、地上での役目は終えたのだというのであれば、救われる人もいるだろうなと思いました。
お墓の中にその人はいないけれど、報告したことは届いているというのを読んで、思わずあの歌を思い出しました(笑)。

口中医桂助事件帖 恋文の樹 (小学館文庫)


志保さんがいなくなってから意気消沈しつつも過ごしていた桂助ですが、薬草園荒らしから始まった話は、政治を巻き込む過去の事件を明らかにすることに。
ここで今までちょこちょこ出てきていた岸田様がクローズアップ。志保の父らが殺された事件の真相も明らかになるし、岸田様の出生の秘密まで出てきます。
そして、件の薬草園荒らしもそこに関わってきますが、やはり黒幕はわからず終い。
志保さんもいい加減帰ってくるかと思ったのに帰ってこず。なんとなく物足りない感じです。

髪結: 吉原裏同心(二十) (光文社時代小説文庫)


髪結のおりゅうの妹にストーカーが。吉原で働いているわけではないが、おりゅうの身内だからと幹次郎が解決に乗り出します。
しかし、単なるストーカー事件ではなく、やがて江戸中のお偉方をも巻き込む一大事件に。
その裏では出会い茶屋で絞殺された女郎の事件があったり。
それらが解決したかと思えば、今度は会所の四郎兵衛が攫われる事件が勃発。
現在の体制が気に入らない勢力がいよいよ直接手出しをしてきた感じです。
ニ十巻目ですが、最初に手に手を取り合って故郷を出た時の幹次郎が十八で、現在は三十も半ば。かなり放浪したとはいえ、吉原に世話になってからもかなり時が経ったのだと改めて思いました。

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