雪月野原日記
2008.06.04設置 おバカ家族の脱力な日常
2017年11月の読書話
- 2017/12/21 (Thu)
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ワンコは12月に入り、わんにゃんドックなるものに連れていきました。人間ドックみたいなものです。
多分冬場は動物病院もやや暇になるらしく、この機会にドックでもということらしいです。
どちらにしてもうちのワンコの年一回の予防接種が12月予定だったので、ついでにと思い予約して連れていきましたが、血液尿便検査にレントゲンと超音波の検査をして一万円。意外に安かったです。
まだ年若いワンコなので、これと言って異常はありませんでした。
尿PHはいまだ8と強いアルカリ性なので、心配だった尿結石もなかったので、ひと安心です。
相変わらずのびびりなので、病院の動物看護師さんにも大丈夫だよーと慰められつつ帰ってきましたよ。お姉さん大好きなので看護師さんはいいんですが、獣医さんには怯えていたので、先生がっくりでした(笑)。
続きからは11月の読書話です。
多分冬場は動物病院もやや暇になるらしく、この機会にドックでもということらしいです。
どちらにしてもうちのワンコの年一回の予防接種が12月予定だったので、ついでにと思い予約して連れていきましたが、血液尿便検査にレントゲンと超音波の検査をして一万円。意外に安かったです。
まだ年若いワンコなので、これと言って異常はありませんでした。
尿PHはいまだ8と強いアルカリ性なので、心配だった尿結石もなかったので、ひと安心です。
相変わらずのびびりなので、病院の動物看護師さんにも大丈夫だよーと慰められつつ帰ってきましたよ。お姉さん大好きなので看護師さんはいいんですが、獣医さんには怯えていたので、先生がっくりでした(笑)。
続きからは11月の読書話です。
souの本棚 - 2017年11月 (7作品)
タイトルだけで随分とインパクトがありますが、一瞬膵臓って食べられるんだっけ?と思った私。膵臓と聞いただけであれこれ病気が思い浮かんでしまう私は医療関係職種ですが、そこまで医療進んでいただろうかと思いつつ読んでおりました。でも途中で治療の一端が出てきたときにはそりゃそうだよねと納得。あの注射しないともたないはずです。
初っ端からネタバレ感満載なまま、話は高校生男女出会いというか親しく話をするきっかけの所から進んでいきます。
どんどん時間が過ぎていき、最後はそりゃないだろという展開で終了。
泣けるという話でしたが、あ然の方が強くて、うわーと思いながら読了いたしました。
タイトル通り、タカシが池袋のキングになった物語。
タカシとマコトがまだ高校生のころから始まりますが、その頃には病弱ながらも母がいて、皆に慕われる最強の兄・タケルがいて、タカシはまだひっそりとタケルの陰にいるのが普通の高校生でした。今まで読んできて、当たり前だけどタカシにも家族がいたんだなと思いました。
東京では各地でチーム同士の派閥争いが頻発していて、池袋をまとめようとしているタケルのもとにGボーイズが結成されます。
オレオレ詐欺を企てている輩がいたり、まだ混沌とした池袋。
オレオレ詐欺って、いつから騒ぎになったっけ?と疑問に思うこともあるけれど、キングがキングになるためにそんなエピソードがあったとは、という感じです。
マコトがいて良かったとは決して言わないけれど、読者には感じさせる池袋の王様。
弥勒シリーズ五作目。
今回木暮同心の愛人お仙さんの過去の事件から。お仙さんは実は武家の嫁だったのですが、夫は遊女と無理心中に見せかけて殺されていたのでした。とは言うものの、当時は心中事件としてお家取り潰し。お仙さんも流れ流れて今や品川の旅籠の女将。
ところが同じような事件が勃発。真面目一筋だった同心の部下が無理心中したと。
そこで十年以上も前の事件と結び付けて考えるのが木暮同心。今や商人の清之介を用心棒としてこき使うし、伊佐治親分との喧嘩手前のやり取りに、相変わらずのSっぷりな態度。底の知れぬ闇を抱えているかと思うと実はいい人?と思わせるところがたまりません。こんな人に惚れたら大変だろうなと思います。
吉敷刑事のシリーズ。
野球選手の息子が誘拐されたところから。
その誘拐犯人に指定された身代金を持って出かけた刑事でしたが、そこに公衆電話から一本の電話が。その後次々とかかってくる次の指定場所にかかってくる電話に出なければ子どもの命が危ない、となると、そりゃもう必死に限界まで走って指定場所まで駆けつけます。誰にも助けを求められず、構う余裕もなく、とにかくひたすら走るのです。誘拐事件は何とも唐突にわけのわからないまま無事に終了。関係者の疑問だけが残りました。
それとは別にとある街を一台の車が同じ曜日、同じ時間にぐるぐる走ることを発見した主婦。何が起きているのかわからないが、街の人に聞いても誰もそんな車は見ていないという。おまけにとある日は自分の夫がその車を運転していることに気が付きます。訳がわからないまま不安な日々を過ごしていると、なんと夫が誘拐犯疑い。
ここでようやく二つの出来事が意味を成すのです。
そんなバカなと思いつつ、アイデアは非常に島田さんらしく面白かったです。
今回は季蔵のかつての主君の奥方からの依頼。今じゃ出家しているその奥方は、正月に支援者に売りつける(苦境にある女たちを寺で手助けするための資金としてらしい)ための阿蘭陀料理でのおせちを頼みたいという。なんて無茶ぶり。メニューはあれど、レシピも材料の牛酪(バター?)も肉も手に入りにくいというのに、その辺は一切考慮無しな元奥方様。
事件はおせち料理の中身に散々苦労していたせいか、殺人があってもなんとなくひっそりと終わった感じ。しかも最近とみに出番の少ないおき玖(旦那が風邪で看病らしい)も三吉(本人及び近所中風邪)もほとんど出ず、お奉行もこれといって目立たず、ちょっと寂しい内容になりました。江戸時代は風邪も命取りですし仕方がないか。
肝心の料理の方は、突如現れた阿蘭陀料理に精通した女により解決。もちろんその女の正体は事件に関わってくるのですが、得体の知れない影のお役目たくさんあるんだという感じです。
吉敷刑事シリーズ。
とある小説家が自宅マンションからのぞいた部屋の風呂場には女性が入っていて…となんとのぞきから始まったのでありました。
それはともかく、寝台特急をトリックに使うとは、何とも贅沢な話です。一昔前は結構寝台特急走っていたはずですが、さすがに広いようで狭い日本を縦横にかなりの速さで到着するようになっては、寝台特急の役割も減ってしまったのかもしれませんね。逆に贅沢な造りの寝台列車は登場したくらいですが。
これも最後の方で、あれ?まさかと思うような終わりで、やはりこの作者の作品は一筋縄で終わらないんだわ~と思ったのでありました。
坊主の謎だらけで、京極さん全く出てこず。あ、最後に出てきたか。
宗派のない寺、というのがポイントで、これまた中にいる坊主は…とあまりにも坊主らしくない坊主も。もちろん坊主だからと言って人格者ばかりではないのは重々承知ですが。
原作読んだ時も思ったけれど、この作品は見ごたえあります。
そして、志水さんの絵によって、坊主だらけでも飽きないし、半分くらい訳のわからなかった原作がすっきりしました。
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看護師
自己紹介:
マイダーリン(ちょっとおバカなだんな)、5歳違いの息子二人(長男坊・次男坊と称す)との4人家族の働く母。
プライベートと仕事のときの人格評価が真っ二つ。
チビでメガネ。
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