雪月野原日記
2008.06.04設置 おバカ家族の脱力な日常
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暑くなって夜のクーラーをつけざるを得なくなってきたこの頃、例年通りまだ部屋にクーラーをつけてもらっていない長男坊は、寝るときだけ和室へお引越し。ええ、何かと入用が続いてクーラー買うお金がないんざます。何せ壊れかけの洗濯機さえまだ我慢してるのよ~。
そんなある日のことじゃった。
長男坊がいつものように和室のクーラーをつけて風呂に行った後のことじゃった。
いつもとは違う音に気付いた長男坊は、蒼い顔をして母に言ったそうな。
「…なんか、カラカラとか変な音がする」
「え、もう壊れかけ?でも動いてるなら無問題」
「まさか、ごき…とか」
「それならそのうち出てくるから大丈夫」←何が大丈夫なんだ、という長男坊の無言の訴え
そんなのを無視して話し出す母。
「そう言えば次男坊が赤ちゃんの時、寝室のクーラーつけたらご…がポトリと落ちてきてびびったな~」
そんな昔話をすると、長男坊は呆れて和室に戻ったのじゃった。
それから30分もしないうちに、ものすごい叫び声が響いてきたのじゃった。
「うわあああああ!」
ばたばたばたと走って出てくる長男坊。
「で、で、出た!出た!出た!落ちてきた!」
「何がじゃ」
「ごきが!」
本当に出たのか…www
「まさかそのままにしてこちらに来たのではあるまいな」
「そのままにしてきた!」
「ばっかもーん、すぐさま退治じゃ!」
「今テレビ台の下」
「ほれ」
そうして母は退治グッズを授けたのじゃった。
たらたらったたーん♪ごきジェット!今日の新聞!
「まずはテレビ台の下に向けてひと吹き。それで多分はい出てくるであろう」
「ええっ、俺無理!」
「案ずるな、母も無理じゃ」
しぶしぶ戻った長男坊。
和室から世にも恐ろしい叫び声が。
「うおおお!」
しゅっ!ばっちーん!
「おりゃ!」
しゅっ!ばっちーん!
「うおっ!」
しゅっ!ばっちーん!
おいおい、何回たたくつもりじゃ。
汗だくの長男坊「…やっつけた」
「うむ、ご苦労であった」
「ぜってー触れない」
「…新聞紙ですくい上げるがよかろう」
母の助言に従ってすくい上げたはいいが、家の中にすら置いておきたくない親子は、隣の水路に放り込むことに。
「そりゃ!」
どんぶらこどんぶらこと流れていったのでありました。
「俺、せっかく風呂入ったのに汗だくだぜ」
「よくぞやっつけた。一つレベルが上がったね。もう一度シャワーを浴びるがよい」
格闘の後のスプレー跡を拭いて片付ける母の目の前には、強くたたきすぎて取れたおみ足が一本…。
ま、これくらいは仕方なかろう。
夏の夜の出来事でありました。
前振りなげーよとお思いのあなた、申し訳ない。
つづきからようやく拍手にいただいたコメントへの返信です。
そんなある日のことじゃった。
長男坊がいつものように和室のクーラーをつけて風呂に行った後のことじゃった。
いつもとは違う音に気付いた長男坊は、蒼い顔をして母に言ったそうな。
「…なんか、カラカラとか変な音がする」
「え、もう壊れかけ?でも動いてるなら無問題」
「まさか、ごき…とか」
「それならそのうち出てくるから大丈夫」←何が大丈夫なんだ、という長男坊の無言の訴え
そんなのを無視して話し出す母。
「そう言えば次男坊が赤ちゃんの時、寝室のクーラーつけたらご…がポトリと落ちてきてびびったな~」
そんな昔話をすると、長男坊は呆れて和室に戻ったのじゃった。
それから30分もしないうちに、ものすごい叫び声が響いてきたのじゃった。
「うわあああああ!」
ばたばたばたと走って出てくる長男坊。
「で、で、出た!出た!出た!落ちてきた!」
「何がじゃ」
「ごきが!」
本当に出たのか…www
「まさかそのままにしてこちらに来たのではあるまいな」
「そのままにしてきた!」
「ばっかもーん、すぐさま退治じゃ!」
「今テレビ台の下」
「ほれ」
そうして母は退治グッズを授けたのじゃった。
たらたらったたーん♪ごきジェット!今日の新聞!
「まずはテレビ台の下に向けてひと吹き。それで多分はい出てくるであろう」
「ええっ、俺無理!」
「案ずるな、母も無理じゃ」
しぶしぶ戻った長男坊。
和室から世にも恐ろしい叫び声が。
「うおおお!」
しゅっ!ばっちーん!
「おりゃ!」
しゅっ!ばっちーん!
「うおっ!」
しゅっ!ばっちーん!
おいおい、何回たたくつもりじゃ。
汗だくの長男坊「…やっつけた」
「うむ、ご苦労であった」
「ぜってー触れない」
「…新聞紙ですくい上げるがよかろう」
母の助言に従ってすくい上げたはいいが、家の中にすら置いておきたくない親子は、隣の水路に放り込むことに。
「そりゃ!」
どんぶらこどんぶらこと流れていったのでありました。
「俺、せっかく風呂入ったのに汗だくだぜ」
「よくぞやっつけた。一つレベルが上がったね。もう一度シャワーを浴びるがよい」
格闘の後のスプレー跡を拭いて片付ける母の目の前には、強くたたきすぎて取れたおみ足が一本…。
ま、これくらいは仕方なかろう。
夏の夜の出来事でありました。
前振りなげーよとお思いのあなた、申し訳ない。
つづきからようやく拍手にいただいたコメントへの返信です。
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プロフィール
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性別:
女性
職業:
看護師
自己紹介:
マイダーリン(ちょっとおバカなだんな)、5歳違いの息子二人(長男坊・次男坊と称す)との4人家族の働く母。
プライベートと仕事のときの人格評価が真っ二つ。
チビでメガネ。
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