雪月野原日記
2008.06.04設置 おバカ家族の脱力な日常
仮面ライダーの映画を見てきました
以下続きより、激しくネタバレかもしれないので、まだ見ていない方は回れ右を。
存分に語ってくれたまえと思われる方は、続きよりどうぞ。
さあ、おまえの罪を数えろ
とかっこよく決めた後で「あばれんぼうのサンタクロース♪」と歌ったおまぬけ…。正解は「あわてんぼう」だ。
最初はディケイドでしたね。
なにがどうって、映画まで引っ張る必要あったのか?というのはお約束。
破壊からしか創造は生まれない…ということで、すべてのライダーを倒した後、再び全員甦って…エンドレス。
再びイカでビール登場。おいおい…。
あの屋台でお友だちな園咲父ちゃんと光写真館のなつみのじいちゃん。そこで死神博士のガイアメモリもらったっていうこと?
そして、何の説明も脈絡もなく突然親しげに出てきたタックル嬢ちゃん。前回の映画でも出ていなかったのに、いきなり士と一緒に行動してるのがわけわからん、とばかりに首を傾げるうちの長男坊。そらそうだ。
しかもハチ女に刺されて死亡してるとか何とか。ますますわけわからん。
死んだのか死んでないのかはっきりしないのは、ディケイド映画全体に漂う。
皆が覚えてると願ったら、士も復活。いいじゃん、死んでたって。
しかも散々謎だ謎だ言ってた鳴滝おっさん、いきなりゾル大佐になっちゃってるし。しかも、最後の最後で変身といてどうなったんでしょうね…。
キバーラも敵なんだか味方なんだかはっきりしないまま、なつみを変身させるための道具と成り下がっておりました。
ちなみにテレビ版で楽しそうに登場させた王蛇(仮面ライダー龍騎に出ていたキャラです)は、キバーラが呼び寄せたんじゃなかったっけ?いや、今はいいか、そんなこと。
大ショッカーからスーパーショッカーに格上げしたらしい軍団では、死神博士がハチ女とともに新しい生命体を作り上げましたが、これがなんというかどでかい代物。こういうときこそ仮面ライダーJの出番だろ。
あ、そうそう、仮面ライダーJは、ただでかいだけのまるでハリーポッターに出てくるトロールか何かのようでした…。倒れ方が哀れ。
で、そのばかでかいのをどうするか、というところでディケイド終わり。
思わず「これで終わりかよっ」と声に出して突っ込んだのは私。
でもって二番目のダブルへと進む。
ダブルのほうは、終わりではなく始まり。
おやっさんと何ゆえあんな場所にいたのか、フィリップはどうして相棒になったのか、がわかりました。
行く前から渋そうなおやっさんことモニカに期待大。
あの帽子はきっと重要アイテムなんだろうと思いましたが(まあ初回見てりゃそう思うよね)、何より帽子は一人前を示すためのキーワードとなりました。
おやっさんは仮面ライダースカルとして登場。
スカルに変身しても帽子をかぶるためか、わざわざ変身時に帽子を取るこだわりよう。しかも変身した後に帽子をかぶって戦っても落ちないぜ~。しかも妙にかっこいい。
おやっさんとは親子のはずのあきこは完全無視状態。
あきこが目の前にいても、気にするのは翔太郎。
敵が化けていたので結果的にそうなりましたが、ここであきことの親子話を持ってくるとうざいので、これでよかったと思います。
それにしてもフィリップを救い出したいという依頼人は誰だったんでしょう。これから出てくるんでしょうか。仮面ライダーのガイアメモリセットはフィリップが開発したわけじゃないならば、いったい誰が?この謎は永遠のような気がしないでもない。
それでもシナリオ自体はダブルのほうが断然面白かったです。
ちゃんといつものような情報屋や刑事との騒ぎと依頼を受けるというテイストを入れつつ、過去話にもすんなり入っていけたし、あのビギンズナイトの補足もされていました。
何よりフィリップ主導で変身すると、ファングジョーカーに。そうか、フィリップ主導でもいけるんだ~と納得。
そして最後で追い詰めたドーパントを追うところで園咲家集合(父ちゃん抜かす)。
そういえば、テレビ版で出てきた園咲家下っ端は、マスカレイドのガイアメモリで変身してましたね。大量生産品らしいのですが、下っ端は会社の社員のようです。…ご苦労だな。そんな会社嫌だ(笑)。給料いいのかな。
ドーパントを追ううちに、このパターンは…と思ったところでダブル終了。
そして融合の三番目。
追いかけてたダブルの行き着いた先には、ディケイド。
もちろんその先にいたのはあのどでかいネオ生命体(としょぼいドーパント)。
いつの間にかもちろん園咲家は追ってこず。
ダブルとディケイド競演とは聞いていたけど、そういうことかい…。
協力してどでかい生命体とドーパントを倒すことに。ダブルのリボルギャリーも参戦で、これはまたかなり大げさな展開に。
もちろん平成ライダー全員集合。
私的にはちょっとくすぐったいぞの輪唱のような変形に釘付けでした。おお、みんなでくすぐったいぞしてる~。
そしてディケイドが取り出したのは、ダブルのカード。
使ってみるとあら不思議。真ん中ですっぱり割れて、フィリップと翔太郎がそれぞれライダーに。いや、それやっちゃいかんでしょ、と私なぞは思ったのですが。
ディケイド合わせて三人でアターック!
敵を倒してめでたしめでたし。
…お、終わり?ディケイドも?
ディケイドも元の世界へ帰って行き、そこに何故か現れた別の世界の仮面ライダースカルも去っていき、ダブルも元の生活へ。
最後の最後でテレビシリーズにも登場するかと思われる新たな仮面ライダーの気配が…。
結論、モニカはかっこよかった!
注:モニカ言うのはおそらく30代以上の世代だけであろうことを忘れるなw
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コメント2
>別世界の鳴海荘吉
よかったですよね。
ディケイドの「別世界」設定が、初めて生かされた気がします。
そして、モニカは格好良すぎて、おやっさんではないように思えてきました。褒め言葉です。
おやっさんって言葉の響きは、おっさんを連想させますが、モニカはハードボイルドでダンディ過ぎます。
ネット検索で知りましたが、立花氏は元々「おやっさん」という名称ではなく、「親父さん」だったのが、藤岡弘の呼び方が「おやっさん」に聞こえたからだそうです。
調子に乗ってください
あの上のマスクだけとったスカルの姿はかっこよかったです。
あのダンディな姿におやっさんはもったいない気がしますが、仮面ライダーでのお約束ということで。
藤岡弘のおやっさん呼びは、納得です(笑)。でも、似合ってますよね。
見てきましたかぁ~♪
次男さんかっこいい~。
ディケイドは、おじいちゃんはガイヤメモリで変身してたのね。(絶対、夏の時は違うと思う)ってのと、夏海ちゃんの変身シーンがキレイだったのと、黒い士が好き(私が)っていう感じでした。ちょっとくすぐったいぞオンパレードは、笑ってしまいました。
ダブルは、面白かった。私も、誰がフィリップを助けるように依頼したのか、気になっています。
それと、「あのこを頼む」っていうのはあきこちゃんのことを言っていたのかと思っていましたが、違っていましたね。フィリップだったのね。
ダブルのカードは、また半分こになってる~と思っていたら、二人になった。
なんでもありのディケイドでしたが、ディケイドが、キバーラに手を貸して起こしてあげていて、なんかとっても、萌えた。
そして、やっぱりモニカ♪(そう、私はアラフォーなのさ)若い頃は、逆三角形しか覚えていませんでしたが、渋くなりましたね~。
やっと見てきましたよ
じいちゃん、まさかあそこで正気に戻るとは。ま、死神博士の変身もじいちゃんだったんだよ~という屋台でのシーンも今回はありましたが、変身したなつみに驚くことも、じいちゃんが死神博士であんな場所にいたことにも驚くこともなく淡々と過ぎ去っていきましたよね、あの祖父と孫。
フィリップを助けるよう依頼した人は、出てくるのでしょうかね。これから注目です。
今回はスペシャルなカードだったのか、まさに真っ二つになってしまいましたね。もらった劇場版ガンバライドカードもそれっぽいですし(まだ試してないです)。
ダブルの第1話見たときは、まさかあの倒れた人がモニカだとは気づきませんで。
仮面ライダーの基地のようなあの場所(リボルギャリーとか普通に収まってたくらいだし)は、もともとおやっさんが仮面ライダーの基地として使っていたんでしょうか。翔太郎も生前はあのときまでおやっさんが仮面ライダースカルだと知らなかったっぽいですよね。
映画見ました♪
ディケイドの話も詳しく書かれていて、脱帽です。私はもう、語る気もしなくて……。
ディケイドの脚本は電王のピンチヒッターで変な台本を書いた、米村正二でした。
そりゃあ、もうダブルと差がついて当然ですよね。
モニカ、侮れませんよね!!
そんな私も30代。
取り急ぎ、コメント致しました。
後ほどまたコメントするかもしれません。
ウザくてすみません。
これでようやく皆様のネタばれ読めますw
エンドレス、エンドレス…と一人でぶつぶつ言っていたのは私です。ライダー大戦→全員倒れる→また復活→全員で大戦やり直し…
なんとも複雑な気分でした。
モニカはなかなかいい、と聞いて気になっていたのですが、確かにいい!最後に出てきた別世界の鳴海荘吉もよかったです。
うざいなんてとんでもない。気になりましたらどんどんコメントくださいませ。