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雪月野原日記

2008.06.04設置 おバカ家族の脱力な日常

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映画『図書館戦争 THE LAST MISSION』観てきました

タイトル通り、今日は続編と聞いたときから待っていた図書館戦争続編映画の初日でした。
いつ行こうかなと思いつつ、一緒に観に行ってくれる方が現れて、それなら初日に行こう!となりました。
のののさま、ありがとう!
初めて会うのでわからなかったらどうしようと思いつつ、あの人に違いないと確信した瞬間にここです!みたいな大振りで呼び寄せた私。
パンフレットも買って、匂い付きと聞いていたので、とりあえず早速開いてそこだけ確認する私。
いきなり開いて匂いを嗅ぎ始めたら…変な人ですよね(笑)。すみません、確認したかったんです。
映画を観てから、少しお茶をして、興奮してしゃべりまくりました。最初なんてはじめましての挨拶もそこそこに、しかも帰るときはあれこれ言うと帰りがたくなってしまうので、じゃあ!みたいな感じであっさりとお別れした私。
私に比して落ち着いた方だったので、引かれていなかったかとちょっとプチ反省会を催しました。
楽しかったです。楽しかったのです。大事なことなので二回言いました。
また機会があったらお会いしましょう!

そう言えば、私、前作図書館戦争映画を観終わった後、あの音楽が頭から離れなくなりまして、サウンドトラックまで買った人なんですが、その音楽が好きすぎていまだ毎朝の携帯の目覚まし音楽に設定しています。
最初が静かな感じで始まるので、なかなかいいですよ。

さて、では図書館戦争映画編の感想を。超長いです!
ネタバレ有りですので、これから見に行く人は注意!





初っ端から検閲。
印刷所から直で図書館に納入するため、図書隊が出動。
もちろん図書館正面を良化隊が待ち構えているので、図書隊のトラックごと突入。
アクシデントがありながらも何とか突入成功。無事図書館へ検閲対象の本が納入されました。
その後は打って変わって図書館の日常風景。
郁と堂上教官の微妙な感じとか。
今更ですが、郁が堂上教官に見計らいで助けられた時の頭の撫で方、今見ると女子高生にその撫で方はオッケーなのか?と思ってしまいました。もっとくしゃっと軽い感じだと脳内変換していましたが、思ったよりもしっかりねっとり?(いや他のファンに殴られそう)撫でてるよ!とか思いました。
日常の中でも頭撫でるのですが、なんだかもうセクハラ通り越して、ちょっとあんたたち、付き合ってるでしょ、みたいな親密さ。ああ、原作通りという感じが致しました。
あの撫で方をただの一部下にしたら、セクハラ言われても仕方がないかもよ、みたいな。
その裏では手塚慧が暗躍中。未来企画を起こし、手塚光に誘いをかけては拒否られ、今度は手段を選ばないぞみたいな雰囲気に。内乱査問編に突入です。
郁が残業している最中に通りかかる一図書館員。原作では砂川でしたが、映画では別の名前に。
段ボール箱を運ぶのを手伝ってくれと言われて、防衛部員であり腕力に自信のある郁はあっさり引き受けるのです。これがもちろん罠。
運ぶ途中で図書隊員は無意味だみたいなことを手伝ってくれた郁にわざわざ言うのです。もちろんそれは手塚慧の言葉なのですが、この時点では彼が未来企画の賛同者であることはわかりません。怒って段ボールを放棄して郁は去っていくので、段ボールの中身はわかりません。
運んだ段ボールの中身は図書隊を非難する本ばかりで、それを未来企画の手先である彼は焼くのです。焚書と言って図書隊員であるなら考えられない行為です。
更にその行為そのものを自作自演でマスコミにたれこんだので、世間は大騒ぎ。
その共謀者に郁の名前が挙がります。
もちろん周りはそんなわけあるか!という感じなのですが、査問は続く。
ちなみに女子寮で仲間はずれのようなシーンはありません。
ただひたすら査問のシーン。
できれば見ずに中身をわかれとかあたしは超能力者かみたいなセリフ、ぜひ言ってほしかったなー(笑)。なかったけど。
その査問会の中で、なんと幹部側が君を見計らいで助けたのは堂上二正だみたいなことを言うのです。
ええっ、ここで言うのか!もうばれるのか!とちょっと驚き。
でも郁にばれたことは堂上は映画最後まで多分知りません。郁も言わないし。さほど驚いた感も悩んだ感もなかったです。映画最初の日常の中ですでにあの手の感触はやはり堂上教官ではないかとほぼ確信していたからでしょうか。やっぱり、という感じでした。
査問会で上司である堂上が見計らいなどをするから部下も…というようなことを言われた郁は反発します。そのおかげでさらに査問が延びることになり、事務所に帰ってから堂上に何を言ったか言え!みたいな責め方をされます。それでもどうしても言えずに泣いてしまい、動揺する堂上。
いやーこのシーンは結局泣き止まないまま小牧と隊長に見られて気まずいことになりました(笑)。
そして手塚慧からの連絡があり、フレンチの店で食事をすることに。
未来企画の理念である防衛を捨てろみたいなことを説得されますが、当然郁は拒否。
挙句の果てに自分の査問をやめてほしかったら手塚光に図書隊をやめるように言えと言われます。
その間には柴崎からの連絡で必死で郁のいる場所を探しているだろう堂上(そんなシーンは出てきませんが)。
いきなり現れた堂上は、普通の服だった!!←ここ大事
何で図書隊の礼服じゃないんだよぉ!
そこであれこれ言い合い(いや、店の中だから大注目状態だよ)、映画予告でもあった「直接来い」のあのセリフだったわけです。
そしてその店を出る前に原作だとお金をバンと置いていくのですが、手塚慧の手紙の件が不要なため(助けてくれた云々のばれがすでに査問会でばれてる)、それもなかったのです。うーん、恋人を無理矢理連れ帰る嫉妬した男みたいになっちゃってるよ!(まあ、事実そうなんだけど)
で、帰り道、原作だと頭なでなでするのに高いからとベンチに座らせたりするのですが、映画ではヒールをはいた郁をまじまじと見て一言「…でかいな」。
観客ここで吹き出しました。いや、確かにでかいけど。乙女に向かってそれはないでしょ!
救いは郁が呆けかまして脱ぎましょうか、これ(ヒール靴)みたいな反応だったことでしょうか。

さて、ここからさらに場面展開。査問は手塚慧の方向転換により、共犯疑いが晴れます。
いよいよ茨城県展です。
重要展示物として、図書館に現存するただ一つの図書館法規が書かれた本を茨城県展に貸してほしいと。
何もそんな本物出さなくてもコピー品でいいじゃんと思った私。
でも、取り合えず貸し出すことになり、厳重に入れ込んで茨城水戸図書館に持ち込みます。
水戸図書館で待ち受けていたのは、大仏菅原館長ではなく、普通のおっさん菅原館長でした…。
いやーちょっと残念。
ちなみに移動の車の中でカミツレオイルを堂上に何とか渡します。ついでに食事に誘えばと柴崎に言われていましたが、それは出来ない郁。
「今度!(一緒にと言いかけて)…柴崎と行きます」
堂上もなんだ、そうか、みたいな。うーん、惜しい(笑)。
水戸に着いた途端に検閲宣言。
着いたばかりのタスクフォースは驚きながらも配置に着きます。
宣言通り戦闘自体はぬるく1時間で終了…のはずが、なんと図書館法規の本を良化隊が奪い返すという名のもとに戦闘が再開。あの菅原のおっさん館長が、抵抗なんてしなくていいじゃんという未来企画に染まっていたため、本譲渡の書類にサインしてしまっていたのです。つまり書類上はもう本は良化隊のものだぜ!ということです。
それを画策したのは、もちろん手塚慧。さすが策士。
ちなみに水戸隊員はめっちゃ防衛員が少ない。少なすぎる。他の隊員どこ行った!状態です。人数的には20人もいたかなくらい。
しかも戦闘せずに書庫に籠るだけ。
そして、着いてすぐ戦闘なので郁の女子寮での嫌がらせ云々は全てカットです。
ちなみに茨城県展を開催するため、知事と折口さんたちマスコミは、美術館で本が届くのを待っています。
戦闘はどこまでも続き、ついに夜にまで。
その間、タスクフォースはどんどん負傷者続出。
1000人単位で攻めてくる良化隊に対して、図書隊はタスクフォースのみ54名ですからね。
水戸図書館の中にまでどんどん攻め入られ、ついに本が格納されている閉架書庫寸前にまで追い詰められます。
この戦闘シーンはこれでもかと隊員が倒れていきます。あれで死んでないの?と思うくらいすさまじい。
水戸隊員はようやくタスクフォースを手伝うことに目覚めますが、戦闘は無理なので、負傷者の介護という形で手助けすることに。んー、まあそれくらいしかないか。人数いないし。
このままでは全滅なので、さすがの玄田隊長も降伏するしかない、と決断します。
その裏で未来企画の手塚慧は良化委員に対して図書隊が文科省と手を組むのを承認しろと迫ります。そのためにはタスクフォースをつぶし、図書隊防衛部を無くすのが目的です。
良化隊のトップは法務省。それに対抗して図書隊が文科省をトップに持てば、いずれ検閲のない世界が実現するのではないか、というのが狙いなのです。話だけ聞いてりゃ理想的なのですが、それでは郁たちのやっている今を放棄しなければならないとなったら、そりゃ防衛方は反対しますわね。
停戦の申し込みに仁科司令はその場に柴崎と出向きます。
なかなかうんと言わないし、手塚慧はさらにあおるかのように良化隊をけしかけます。
最終的にはこの首をかける、と仁科司令が宣言。
一方水戸図書館では、とうとう手塚すらも撃たれて傷つく中、最後の仕事を隊長が申し付けます。
本を何としても美術館に届けろ、ということです。
そこで堂上、郁の二人が本を持って走ることになります。これが市街戦の中身ですね。
堂上と郁を図書館の外へ逃がすために必死になるタスクフォース。
後には各自自分の命を大事にしろ、生きて帰れと隊員たちに呼びかけるのですが、ここで少しうるっときました。もうタスクフォースのメンバー8割がた負傷者なので。
図書館を抜け出した二人は、水戸市内を勝手知ったる土地の郁が案内しつつひたすら走ります。
途中でもちろん良化隊が現れ、邪魔をされるので、それを倒しつつ進むのです。
ところが、市街戦では発砲許可は降りない。図書隊は図書館の土地の中でしか発砲できないのです。
郁たちは丸腰の中、良化隊は銃を持ってる。しかも発砲許可降りていないのに発砲しようとする。
ついに堂上が撃たれ、更に郁をかばって仁王立ちの堂上。
…そうです、隊長の仁王立ちも一応あるにはあったのですが、どう見ても結構元気だった隊長。
その代わりなのか、堂上さん何発撃たれたの~~~というくらい血だらけに。
その堂上を抱えつつ、無人の書店に鍵を壊して入り込む二人。
ちなみに市街には誰もいません。車も通りません。良化隊が封鎖してるの?多分そうだと思おう。
書店の中で、郁に行けという堂上。血が止まらないので意識朦朧です。
行けません!と駄々をこねつつ、あのCMのシーンです。
キスをして、「戻ったら好きと言います!」
もう言ってるけどね、という読者の毎度の突っ込みを入れつつ見ている間に郁は一人街中へ。
追いかける良化隊、ようやく目の前に現れた美術館めがけてひたすら走る郁。
ついに良化隊がまたもや発砲しようとしたその時、美術館から出てきたマスコミのフラッシュの山!
そして折口さんたちが迎える中、郁は無事に本を届けることができたのです。

場面変わって、タスクフォースも日常に戻り、あっという間に堂上も退院してきます。
どうやら入院中一度も見舞いに行かなかった様子の郁。
というか堂上の退院はやっ。
堂上の姿を見て逃げ出す郁。見咎めた郁を呼び戻す堂上。
二人して向き合って、堂上、なんとかカミツレのお茶に誘います。
その掛け合いが漫才並でした。
誰が?俺が!
誰と?柴崎を?おまえだっ!
それはデートってやつですか。いちいち聞くな!
…みたいな流れです。(セリフはうろ覚え)
でも「好き」云々は言ってない。言わないんですよ~。
未来企画を解散させた手塚慧と手塚光のやり取りがありました。
そこで少し吹っ切ったのか、兄よりも人を信じることができる分だけ、俺の方が強い、みたいなやり取りでした。二人並ぶとあら結構兄弟っぽい。
そして最後に少し柴崎と手塚光のやり取りがありました。
戦闘中、兄を殺したいと口にした手塚光に対し、小牧が諭すのです。
大事な人に恥じない自分で、と言われて、柴崎さんならどう言うかなと問われ、「ホントバカね、あんた」(ごめん、セリフはうろ覚え)と柴崎を思い出しながら言うのです。
それを思い出し、戦闘中に柴崎を思い出したことを暗に告げるのですが、それのみ!
え、もっと、もっと手柴(手塚光と柴崎カップル)が見たかったよ!
最後のカットは、カミツレのお茶。
結局デートしたの?ねえ?さらに続編やって!と身もだえしつつ終了。

ふう、怒涛のように書きだしましたが、いつものように細かいエピソードは省いています。
査問から茨城県展の流れが秀逸です。
あの県展を原作で長いにもかかわらず二時間の中に入れ込むために、省けるところは省き、この後があまり想定されていなかったのか、革命の流れ(堂上が傷つき、郁が一人で任務をこなし、好きと…云々の部分)を入れ込んだので、とりあえずこの先がなくても何とか我慢できるかも的な。
ストーリー的には少し原作と違うのは織り込み済み。それでもここまで原作テイストを残してくれたと思えば、かなりの満足感です。
そりゃ、手柴が少ないのは残念ですが。
そして若すぎやしないかと実は作者も思っていたらしい(パンフレット参照)手塚慧役でしたが、予想に反してよかった!あの悪役っぽさをうまくやってくれました。
今回はタスクフォースそれぞれかなり名前や活躍が見てとれ、銃撃戦であの人もこの人も倒れたんだろうかと思いました。何せ夜中の戦闘に突入し、しかも電源落としてほぼ暗い中での銃撃戦ですから大変そうでした。それでも、誰かが撃たれて倒れたら、そばにいる誰かがすぐにフォロー。銃で応戦している間に、元気なものが引きずって負傷者を回収、みたいな流れなのです。
あとは違う点と言えば手塚慧はすでに図書隊員をやめていて、文科省に入省していました。なるほど。
うーん、あとは…もうあまり思い出せない。私の脳の限界です。
もしも思い出したら追加しておきます。
今回はこの辺で。
長い文章を最後まで読んでいただけた方がいましたら、本当にありがとうございました。
観に行った方でここ違うやろ!とツッコミがありましたら訂正いたします。



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ソウ
性別:
女性
職業:
看護師
自己紹介:
マイダーリン(ちょっとおバカなだんな)、5歳違いの息子二人(長男坊・次男坊と称す)との4人家族の働く母。
プライベートと仕事のときの人格評価が真っ二つ。
チビでメガネ。

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