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雪月野原日記

2008.06.04設置 おバカ家族の脱力な日常

06/14

Tue

2016

映画『高台家の人々』を観に行きました

ようやく念願の高台家です。
原作の森本さんの漫画は、他のも面白いのですが、高台家ではそのぶっ飛んだ笑いを惜しみなく発揮してくれています。現在他に連載中のアシガールも面白いです。
最初はこれを映画に?と思いましたが、キャストでよし、観に行こうと思ったのでした。
私、綾瀬はるか好きなのです。あの天然なところ、木絵にぴったり。ただ、原作の木絵よりずいぶんとかわいらしいのですが(原作の木絵は普通のOL。そりゃもう絵柄も地味)、それはまあ目をつぶるとして。
あ、前評判は高くありません。やはりキャストが皆の想像とは違ったのでしょう。でも私、綾瀬がイタイとか言われても今回は気になりません。
だって、相手役の光正さんなんて、斎藤工ですからね。フェロモン出しすぎでしょう。それほど好き!と言える役者さんではありませんが、とりあえず光正さん並に王子様仮想似合いそうなので、と思ったのです。
あとは家族。観てみないと…と思いましたので、ネタバレありで続きから。







最初の方はまさにコミックス一巻を踏襲。
会社での妄想激しすぎです。もしこれ仕事中に知ったら、光正さんでなくとも吹き出すと思います。

会社を風邪で休んで四日間。
五日目にようやく出勤すると、王子様のような元華族の出身、高台なんとかさま(by木絵)が海外からお戻りに。社内の女子のざわつきは全てこの人のせい。
ところが高台なんとかさまは、実はテレパスで、社内の皆の思考など筒抜けなのでした。
笑わないと言われた高台なんとかさまでしたが、テレパスと知らない木絵は相変わらず突飛な妄想を繰り広げ、それを読みとった高台なんとかさまはつい吹き出すくらいに。
『木絵が休んでいる間に会社が占拠されて、命を狙われている王家の末裔高台なんとかさまと二人、エレベータに閉じ込められ、二人して逃げることに。人質に取られた課長ですが、姫である木絵を助けるために、仕方がない、課長は置いていこう!とエレベータの扉は課長を置いて閉まるのでした』の辺り、つい吹き出しました。
その後課長は木絵の妄想の中で様々な人物として登場。
そのたびに高台なんとかさまは木絵の妄想で楽しむのでした。
さて、その高台なんとかさまは、木絵の楽しい妄想と裏表のない性格に惹かれ、他の並居る女子を差し置いて木絵を食事に誘い、あっという間に婚約にまで至ります。
いつの間にか「木絵」「光正さん」呼び合う仲になっておりました。ま、コミックスでもその辺りは詳しく出ていなくて、いつの間にかデートを重ねる二人、なのでよしとしましょう。
婚約となり家族に紹介することになったのですが、その麗しき弟妹もテレパスで、初めて彼女を連れてきた兄に驚きつつ、木絵の妄想を知るにつれて納得するのでした。妹は水原希子で弟は間宮祥太朗。三人でバンパイヤの妄想仮装はなかなか良かったです。
ちなみにこの辺から高台家の妹のコイバナや弟のコイバナも出てきますが、皆人の心が読めるくせして自分の恋心には疎いのです。こじらせて妹は木絵の存在に救われ、弟は八つ当たり。それも木絵にとっては後にテレパスとの結婚に躊躇するきっかけに。
いざ正式に婚約となった時に、反対したのは高台家の母。なんでもできるオールマイティな母は、正直地味で何にもできない庶民の木絵が嫁になって大丈夫かと反対するのですが、最終的にはあの光正が嫁にと願った女だということで、結婚を許すことに。
高台家の父は、まさに空気読めないのがぴったりな能天気を演じる、市川正親。母は大地真央。
もちろんその夫婦が結婚する過程もあれこれあったのですが、とりあえずカット。どちらかというと高台家の肖像画に書かれている光正さんの祖父母の存在が大きいのです。
既に祖父は亡くなっていますが、祖母はまだイギリスで健在。二人が結婚するにはこの人の存在が後に大きく響いてくるのです。
さて、テレパスであることを結局木絵に言うことになり、木絵はそれまでの妄想やこれから妄想するであろう出来事、頭の中であれこれ思ったことなどを知られるのが怖くなり、心を閉ざしてしまいます。その心象風景が、環境ビデオのよう。確かに!
ま、これは相手がテレパスであれば乗り越えなければいけない問題です。
私だって妄想激しいので、その妄想を知られたら、たとえマイダーリンと言えども死ねる(笑)。
ま、マイダーリンも私がかなり妄想してぼーっとしているのを知ってはおりますが。よく「何考えてる?」と聞かれます。そういうマイダーリンも「うわ、想像した!」と言っておりますので、似た者同士かも。
コミックスではわずか三日ほどで解決なのですが、映画なので木絵は何と結婚式の最中にごめんなさいして実家に帰ってしまうのです。えー!それはないでしょ。
ちなみにこの辺りは結構泣きどころではあるのですが、私の隣の隣に座っていたおばさま(少なく見積もっても六十代前後)が、いきなりヒックヒックと泣き出したから驚きです。…いや、泣いてもいいけど静かに泣いてください。結局このおばさまは最後まで泣きっぱなし。…オイオイ。
木絵が実家でうじうじと悩んでいるところにイギリスのおばあさまからお手紙をもらって、しかもその手紙を届けに来たのが高台家の母だったり。この辺りは、コミックスのからっとした雰囲気が好きなので、早く開き直れよ!と歯がゆい感じでした。ま、映画だから仕方がない。見せ場がないとね。
映画では最終的にようやく吹っ切れて、ドーバー海峡を泳いで渡るという妄想のもと、光正さんのいるイギリスへ向かいます。
で、めでたし、めでたし。

木絵の妄想は徹底していて、初っ端の会社占拠に頭の中で会話している小人に高台家のバンパイヤ妄想など、役者さん衣装替え大変だったろうなと思います。
しかも妄想なので突飛です。
いきなり結婚を反対された木絵の妄想は、二人で駆け落ち。ま、それはよくあるとして、なぜか時代背景は謎の着物姿。明治辺り?しかも坊ちゃまな光正さんに使用人の木絵。駆け落ちした先で謎の大樽運びさせられる光正さん。光正さんのツッコミ(何の仕事だ)もうなずけます。
そもそも木絵の得意なことイコール平泳ぎのフォームがきれい、って、その瞬間に金メダルを狙う遅咲きのスイマーになっちゃう妄想は、弟の(何メートルあるんだよ、そのプール)に同意。まさに私が心の中でそう突っ込んでいたところでした。
様々な妄想で様々な役を演じる羽目になった課長役のドランクドラゴンの塚地。これもなかなかはまっておりました。だって、その塚地がいないと妄想成り立たないものね。

光正さんの能力はテレパスなのですが、そりゃもう女子の裏側を嫌というほど聞いてしまいます。
光正さんを狙う女子たちのえげつない心の声。
ただ、女子とはそういうもので、そういう女子にころっと騙される(騙されてくれる?)のが男なのです。ある程度そういう女だろうと知っていても、顔がかわいいから、スタイルがいいから、とりあえず自分の前ではかわいいから、人に自慢できるからと様々な思惑を抱えて、付き合ったり結婚したりするものなのです。
なので、シャットアウトできないとなればテレパスは正直言って不幸だよね。
そりゃ木絵の突飛な妄想だけ見せられていたら、それだけで楽しそうです。そもそも木絵には悪意がないので、人を妬んだり、呪ったり、あからさまな悪口もありません。
だからこそ光正さんは木絵を選んだ、というのが良いのです。
しかし、このテレパス能力、果たして二人の子にも引き継がれるのでしょうか。
木絵の妄想の中では、頭の中で会話する光正さんと子ども、というのが出てきましたが、子どもの心の声が出てこないため何を言っているのかはわかりません。でも妄想光正さんの言い方では、どうやら木絵を子どもがこき下ろしていた様子。
でも、どうかな。実際は木絵の妄想を楽しむ似たような子どもになるか、想像以上に賢く悟った子どもかどちらかのような気がします。ああ、またお母さん妄想してる…とか言いそうな子どもとかありそう。で、つい突っ込んで、光正さんにたしなめられたりとかいう妄想。
うん、私も相当イタイな。

あれこれ垂れ流しましたが、この辺でやめておきます。
今回の映画化、木絵が実家に帰るのはちょっと同意できませんでしたが、概ね満足でした。
妄想含めた感想でしたが、読んでいただいた方、ありがとうございました。

拍手[5回]

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Comment

こんばんは♪

  • たまち
  • 2016-06-14 21:50
  • edit
おおっ!
私は今日原作のレヴュー記事をあげたところです。
観に行かれたんですね。
私は観たかったんですが、これから観ないといけない(?)映画が目白押しだし、観た方が原作の方が面白いとおっしゃっているので、レンタルにします。

付き合っていると、大体相手の考えている事はわかっちゃうんですが、実際聞こえるのはダイレクトすぎて嫌だろうな~と思いますし、カミングアウトされた側もかなり悩むだろうな~と思います。
どんなに悩んでも、式の時に逃げたらダメだろうと思うので、原作で大満足です。

Re:たまちさま

  • ソウ 〔管理人〕
  • 2016-06-15 21:43
原作のレビューですか!原作がやはり一番ですよね。それは私もそう思います。というか、たいていのものは原作派です。
映画は(特に邦画は)どんなふうになっているのか観るのが好きなので、原作を読んだものを観に行ったり、後から原作があるなら読んでみようといった感じが多いです。
相手がテレパスだったら悩むけれど、それはないわ~と思ったのが式の最中のごめんなさいでした。それはやってほしくなかったわ~。
光正さんの必死な言葉も振り切って走って行っちゃうんですよ~。
この辺は、原作知ってる人はなおさら木絵はそんな子じゃない、と思うのかもしれません。
うん、もしかしたら原作知らない方が楽しめるかもしれないと思いました。
これからどんな映画観るんでしょうか?そちらの方が気になりました!
コメントありがとうございました。
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女性
職業:
看護師
自己紹介:
マイダーリン(ちょっとおバカなだんな)、5歳違いの息子二人(長男坊・次男坊と称す)との4人家族の働く母。
プライベートと仕事のときの人格評価が真っ二つ。
チビでメガネ。

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