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2008.06.04設置 おバカ家族の脱力な日常
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久々に映画を観に行きました。
本当は『高台家の人々』を観に行こうかと思っていたのですが、マイダーリンが突然俺も明日有休だ!と言って帰ってきたので、お互い観ようかと思っていた『64』を観に行くことにしたのでした。
私は原作を読んでいるので、ほぼ内容を把握しておりますが、マイダーリンは全く知らないので、観方が随分と違うのでした。
高台家は来週、暇を見つけて行こうかと思います。原作が好きなのです。映画だとどんな感じになるのか(特に木絵の妄想が)気になります。原作者の方の漫画、多分ほとんど読んでます。一部は持っているのですが(『研修医ななこ』とか『ごくせん』とか)、あとは立ち読みand電子書籍で。
逆に原作も読んだ『植物図鑑』は、映画にしなくても、と思っているので観に行かないと思います。
叩かれると思うけど、主役の男の子が好みではないのです。笑顔が胡散臭い…とか思ってしまった時点で観る資格なしのような気がします。いや、イケメンだと思うのです。私の好みじゃないだけですので、ファンの方すみません。あほなことを言う女がと思ってくださればいいです。

では続きから、ネタバレありで感想を。







始まりは、昭和64年1月に起きた誘拐事件の顛末から。
その時に捜査に加わっていた主役の佐藤浩市演じる三上。
誘拐事件自体は身代金を取られたうえに誘拐された少女は死体で見つかるという最悪な結末に。
その事件の最中に起こってしまったミスは、後に捜査にかかわった事件関係者のその後を大きく変えてしまうのです。
前編では、県警広報官に異動して事件記者たちと渡り合う毎日を送る三上。
刑事部からは警務部の犬とまで罵られ、警務部のトップからは無能扱いまでされるという疲れる日々。
そんな自身のプライベートでは、一人娘が家出をして行方知れず。元婦警の奥さんも心を痛めて、かかってきた無言電話が娘からだと信じて、再びかかってきた電話を逃すのを恐れ家から出られなくなるほど。
原作を知らないと、流れていく映像はスルーしてしまうのですが、原作を知っていると、そこかしこに散りばめられた伏線におっ!となります。

ぶっちゃけると、ロクヨン事件の遺族の家の近く、公衆電話。遺族の家に線香をあげに上がった仏壇の前の分厚い冊子。遺族の擦り切れてタコのできた指先。かかってきた無言電話。隠蔽されたミスを知る人々。
ロクヨン事件の時に、唯一犯人の声を拾う段階で、声を録音する機械のトラブルで録れなくなるのです。そのことをその場にいた捜査関係者は、被害者死亡により永久に隠ぺいを決意したのでした。
機械操作者は事件後おまえのせいだと言われて辞職して十四年間引きこもり。
同じくその場にいた同僚は隠ぺいに納得できずに辞職。その後そのことを誰にも話さないようにと十四年間監視対象。命令を受けた一人がずっと監視しているのです。
しかし、隠ぺいした本人は、地方署の署長として定年間近。
その時に唯一犯人の声を聞いたのは、被害者遺族の父だけです。それが後編への大きな伏線なのです。
あの時代はまだ携帯電話などなかったな、とか、録音もまだテープだったんだ、とか、身代金を川から落とした後、何故早く手配して引き上げ現場に行かなかったのか、あんなに車引き連れて異動したらバレバレだけどなとか、あれこれ原作読んだ時も思いましたが(もちろん理由はある)、そんなことを思いながら観ておりました。

過去の話と現在が混合しながら話は進んでいき、正直現在の広報官の仕事内容は、いきなり出てきて記者クラブとの激しいやり取りだけを見せられると、これはいったいなんだろうといった感じです。広報官の仕事自体がよくわからないので、紹介を兼ねた登場なのもあります。マイダーリンはわけがわからなかったようですが、いいんです、それは。そういうものだと思っていれば大丈夫です。つまり今の三上の仕事は大変なんだよ、ということです。
それから、何故刑事部と警務部があれほど対立しているのか。
もちろんそれすらも後に困ったことになるのですが、そこはあまり深く考えずに見ていくと、前編最後で誘拐事件が起こったことがわかります。しかも刑事部だけで、警務部側には知らせることなく捜査を進めようとしているのを三上が見つけます。
そして、なんとその誘拐事件はロクヨン事件の模倣だったのです。
…というところで前編終了だったため、マイダーリンは「ここで終わり?!後編観るしかないじゃん!」と叫んでおりました。

警務部のトップは、ありがちなエリートコースに乗った人たちです。
地方県警のトップを経て、いずれは警察庁に戻るのだろうといった感じなため、県警の下っ端など自分の手足どころか下僕状態。
無理難題を押し付けるだけ押し付けて、手柄だけ全部いただいて僕は戻るから、といった感じなのです。
更に、あれこれと理由をつけて、県警の中でも数少ない出世の地位である刑事部部長まで東京からエリートが下ってくるというから、刑事部の反発は相当なものなのです。
もう最初から署長をはじめとするトップの連中はいけ好かない感じで、内容を知っている私でも歯ぎしりをしたくなります。それだけ役者さんが上手い、ということなのでしょう。
今回の出演役者さんたちは皆演技派ぞろい。安心して観ることができます。

さて、ロクヨン事件を模した誘拐事件自体は後編に繋がりますが、なぜ今ここでこの事件が起きたのか。
そして、何故ロクヨンなのか。
もちろんすべては後編で明かされますが、正直最後まで内容は暗いです。
明るい要素は一つもありません。
どんよりとしたやり場のない内容なので、そういうのが苦手な人はきついかも。
とりあえず後編はまだなのでこの辺で。
ネタバレらしいネタバレ、難しくてできませんでした。

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ソウ
性別:
女性
職業:
看護師
自己紹介:
マイダーリン(ちょっとおバカなだんな)、5歳違いの息子二人(長男坊・次男坊と称す)との4人家族の働く母。
プライベートと仕事のときの人格評価が真っ二つ。
チビでメガネ。
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