台風後日談

台風が過ぎ去った後、仕事場周辺は大停電していたそうな。
お陰で検査機器も使えず、パソコンも使えないため会計は複雑な計算ができず、ひたすら電卓を叩くという地道な努力で何とか乗り切ったそうな。午前だけの診療で助かったと言っておりました。薬局はそれに加えて、粉薬を計量して小分けにする機械が使えず、子どもの薬の処方に手間取ったようです。最終的には停電していない別の支店へお願いしたようです。
主要道路沿いにもかかわらず、あちこちの信号が消え、警察官は交通整理が大変だったそうな。地元警察に勤務中の知人が交通課なので聞いた話。
スーパーも夕方まで停電したので、生鮮食品から冷凍食品まで全部ダメになったので、廃棄処分だそうな。…もったいない。きっと実質１２時間以上停電してた計算になるから、ダメなんでしょうね。これはスーパーでパートしてる近所のおばちゃんの話。
近所の屋根瓦がはがれたので、家の中に雨が漏って…という話もちらほら。
う、うちは大丈夫でした（多分。…見えない側の屋根はどうなってるんだろう）。
心配で母に電話をかけたら、あの強風の中、正直このまま突っ伏して倒れるんじゃないかと思いながら重い新聞抱えて配達したそうな。ちなみにバイクはほとんど意味を成さず、ただ新聞を運ぶためだけの押し車と化していたようです。お疲れ様です。

それでも何だかんだと言いつつもこれくらいで済んだのは幸いかもしれません。
通常台風は進路より東側のほうが強風らしいので、ほんの少し進路が変わったせいで東側になる地域が少なくなり、東海にとってはもろ直撃だったのも実は幸いしたのかもしれませんね。