野次馬

今朝、家の裏で響いた車の急ブレーキの音と衝突音。
あ、誰かぶつけた、と思い、思わず外に見に行きました。
家の裏の道路は狭い割に飛ばす車が多く、年に何回か事故があります。
かく言う私もそこで車ぶつけましたけど。いや、スピード出したわけじゃなくてハンドル操作ミスで。それも嫌か。
外に出てみると近所の方もいまして、自転車の女の子がぶつかったみたいとの話を聞き、様子を見に行きました。一応これでも看護師ですし。
ここまでは完全なる野次馬。
行くと女の子は顔真っ青。
ぶつかった直後で気が動転しているのと、どうやら手首を痛がっているようでした。
息もしゃんとして肺は損傷ないみたいだったし、頭もぶつけた様子はないし、打撲箇所と擦過傷はそうひどくはない様子、不幸中の幸いです。
救急車は今呼んだとのことで、加害者の車は警察に電話している様子。
手首は下手すると折れている感じだったので、固定しておくことにしました。
近所の方に頼んで、持っていたタオルと何か棒を探してもらって簡単に固定。
女の子の保護者も到着。
そのうちに救急車も到着しましたが、次男坊放って家を出てきていたので、玄関で次男坊がわめいているらしいと聞き、そのままダッシュで帰宅（とは言ってもたかが３０メートルくらいだけど）。
仕事に行ってしまったので、その後はわかりませんでした。

夕方、突然女の子のお母さんが来て、お礼だとお菓子を置いていかれました。
す、すみません、ただの野次馬だったんです～、お礼言われることは何もしてないんです、と言いわけ。
骨が２本ばっきり折れていたらしく、あんな固定でもないよりはマシだったようです。
病院で骨がずれずに済んでよかったと言われましたとのこと。
お母さんは、他の近所の方にわざわざうちを聞いて探してくれたらしかったです。
ちょっとだけ役に立ってよかったなーと思いました。
でもマイダーリンに野次馬がばれまして、程々にしろと言われました。
…そういう自分は真っ先に行くくせに。

野次馬もほどほどに。