雪月野原日記
2008.06.04設置 おバカ家族の脱力な日常
読書話11月から12月
- 2011/12/31 (Sat)
- 読書話 |
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11月から日記も途切れがちでしたが、基本元気にしています。
なかなかゆっくりとPCを触っている暇が作れなかったり、争奪戦に負けたりするとその日はお預けだったりすることが…。そういう時は早く寝てしまうか、本を読んで過ごします。
そんな一年を過ごしましたが、やはり体力が落ちてきたな、とか若干歳を感じるものが…うう…。
以前のように夜遅くまで起きることはやめて、早く寝て早く起きることに。いや、これが普通か(笑)。
今年はいろんなことがありましたが、来年はできれば穏やかに過ごせたらいいなと思っています。
もう本当に天の神様、大地の女神様、頼みますよ。
いろいろお世話になった方々も、ネットで言葉を交わすだけの方も、一方的に読んでくださっている方も、本当にありがとうございました。
来年もおバカなことを書いているかもしれませんが、よろしければまたのお付き合いをよろしくお願いいたします。
さて続きから、読書話です。
今年は本だけで100冊くらい、漫画は購入分だけで25冊くらいでした。
なかなかゆっくりとPCを触っている暇が作れなかったり、争奪戦に負けたりするとその日はお預けだったりすることが…。そういう時は早く寝てしまうか、本を読んで過ごします。
そんな一年を過ごしましたが、やはり体力が落ちてきたな、とか若干歳を感じるものが…うう…。
以前のように夜遅くまで起きることはやめて、早く寝て早く起きることに。いや、これが普通か(笑)。
今年はいろんなことがありましたが、来年はできれば穏やかに過ごせたらいいなと思っています。
もう本当に天の神様、大地の女神様、頼みますよ。
いろいろお世話になった方々も、ネットで言葉を交わすだけの方も、一方的に読んでくださっている方も、本当にありがとうございました。
来年もおバカなことを書いているかもしれませんが、よろしければまたのお付き合いをよろしくお願いいたします。
さて続きから、読書話です。
今年は本だけで100冊くらい、漫画は購入分だけで25冊くらいでした。
一輪の花―父子十手捕物日記 (徳間文庫)
前作で戻っていったお知佳のその後の話が思わぬほうからつながっていくところが面白く、一気に読みました。
文之介はお春ちゃんとの仲、一歩前進でしょうか。
お父さんは…次回からまた楽しみです。
プリンセス・トヨトミ
壮大なるフィクションだけど、少し夢があって、もしも本当にあったなら、と思わせる話でした。
男同士の親子の絆だとか同志としてただ伝えられるまま信じていることだとか、それを全て承知していて見守っている女たちだとか、面白かったと思います。
でも、初っ端から出てくる会計検査院の仕事の内容は詳しくなくても概ね流れていくし、中学生の話だけでも十分にひきつけられました。
江戸への出世を果たした徳川の出身地であり、大阪で願を果たした豊臣の出発の地であるにもかかわらず、そのどちらともいえない東西を混ぜ合わせたような東海地区。東海人としては、間に挟まれた立場としてそこがやはり微妙に中途半端なんだろうかと思ってしまうのでした。
悪の教典 上
悪の教典 下
どんどん学校を蹂躙していく様子が怖いです。
でも今まで完璧だと思われた事件に少しずつほころびが出てくる辺りは、やはり悪事は完璧には隠せないものかと思いました。
自分を被害者に見せるためには自分に傷をつけることすら厭わないところが、やはり異常なんでしょうね。
カウントしながら校舎内を殺して回る描写は背筋が寒くなりました。既視感はありますが、面白かったと思います。
紅椿ノ谷 ─ 居眠り磐音江戸双紙 17 (双葉文庫)
今津屋の祝言で始まり、おこんさんと湯治に出かけて結ばれるよい巻でした。
間に道場の話も挟まりますが、今回はその遺恨も次巻まで続きそうです。
口中医桂助事件帖 想いやなぎ (小学館文庫)
岩田屋の陰謀は、桂助を直接狙うことから周りの人間をターゲットにして次々計画されるという巻でした。
これだけ悪事を働き、更にその全てが岩田屋だとわかっているのにお縄にできないっていうのもどうなんでしょう。
それだけお上との繋がりが強くて証拠がないということでしょうか。
蒼い月―父子十手捕物日記 (徳間文庫)
前巻から保留になっていた子どものスリ事件も解決。
それよりも、あの克さんがやせるときれいだったということに驚きでした。それでも勇七はごつい克がいいというから、その審美眼がよくわからないですね。やせたらくらくらしている文之介にも呆れますが(笑)。
花咲ける青少年 特別編 2 (花とゆめCOMICSスペシャル)
花鹿の両親、ハリーとキティの出会いと馴れ初め編がすごくよかったです。ハリーがこれほどかっこいいとは。
個人的にジャビルが出てきたことが無性にうれしかったです。
ルマティ幼少時のクインザは、そのままクインザでした。こうしてあの破滅に向かって…と思うと、本当にルマティのために昔から動いていた人なんだと本編を読み返してしまいました。
テンペスト 上 若夏の巻
予備知識なしに読み始めましたが、面白くて上巻だけでも厚かったのに一晩で読みきってしまいました。
そもそも琉球国があったという歴史をほとんど知らず、とても新鮮でした。首里城があった意味すら考えたことがなかったので、相当無知だったと思います。
これより前に『蒼穹の昴』を読んでいたおかげで清国の話も見え、わかりやすかったです。
主人公が男装して科試を受けていくという設定は同じ女のせいか小気味よく読めました。
テンペスト 下 花風の巻
下巻は真鶴として、側室になって王宮へ。
下巻まで読んでようやく、漫画を読んでいるような文体が非常に読みやすいのだと気がつきました。それは時として文が軽すぎて歴史ものにはそぐわないかもしれませんが、これだけの量と読み慣れない琉球王国の話と考えれば、とっつきやすくていいと思います。
真牛…うっとおしいけどその根性はいっそ見習いたいかも(笑)。
捨雛ノ川 ─ 居眠り磐音江戸双紙 18 (双葉文庫)
既におこんさんとはいい仲なのでそちらは安心して読めますが、当然磐音の周りは事件だらけ。
今回は清の唐手の使い手との対決。清との外交も出島だけのご法度だったんですね。江戸後期の文化や政策なども興味深いです。
道場はまだ完成しないのでしょうか。どれだけ大きいんでしょうかね。
師範代の本多鐘四郎にも春が訪れます。みんな幸せでよいことです。
おそめちゃんはいよいよ今津屋を出て職人の道へ。今津屋としては本当に惜しいでしょうね。それでも女性初となりうるかもしれない職人になってくれることを期待しています。
口中医桂助事件帖 菜の花しぐれ〔文庫版〕 (小学館文庫)
前作に続いて岩田屋の魔の手が徐々に家族に。
今度は桂助の義父まで狙われて殺人容疑で番所へ。
それを救うために決断を迫られたところへ次巻に。
どうする?!
あ、義妹はなかなか懲りない人ですが、ぜひ幸せになってもらいたいものです。
鳥かご―父子十手捕物日記 (徳間文庫)
ようやくこの巻でお春ちゃんといい感じになってきました。見合い話ぶち壊しのくだりはなかなか面白かったです。
手習所の先生の秘密もわかります。
はぴまり~Happy Marriage!?~ 8 (フラワーコミックスα)
どんどん北斗がでれてますが、そろそろ終わっても…と思いつつ読んでいます。
いや、まだ後継問題が終わってなかったか。
北斗の元恋人がなんだかうっとおしい女になってきてます。ありがちですが、そういう女と付き合った北斗が悪いってことで。
千和はかわいいです。
魔法使いの娘ニ非ズ(2) (ウィングス・コミックス)
ひとつひとつはものすごく怖いわけじゃないけども、読み終えるとぞっとする、そんな感じです。
お父さんの様子が少しわかりましたが、普通に過ごしていればさほど問題はないようですね。でもまだJrのそばを離れるわけにはいかないようですが。
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女性
職業:
看護師
自己紹介:
マイダーリン(ちょっとおバカなだんな)、5歳違いの息子二人(長男坊・次男坊と称す)との4人家族の働く母。
プライベートと仕事のときの人格評価が真っ二つ。
チビでメガネ。
プライベートと仕事のときの人格評価が真っ二つ。
チビでメガネ。
この記事へのコメント
あけましておめでとうございます。
200冊!!すごいですね!!
私も今年はソウさまをみならってちゃんと本を読もうと思います。いつも借りては最後まで読まずに返すということを繰り返してしまっているので。
貴志さんの本は、主人公が悪人のタイプは本当におもしろいですよね。私は『青の炎』が一番好きです。
『悪の教典』も読みたいと思っていたのですが、例のごとく長蛇の列となっていたのでいまだに未読です。
今年あたり文庫本になったら購入も視野に入れてみようかなと思っておりますが。
『テンペスト』は読んだ当時は科挙のことなど分からなかったので、面白さがイマイチ理解できなかったのかもしれないなと、今になって思います。
『蒼穹の昴』はドラマで見ました。今なら両方の面白さが分かるかもしれないなと、感想を拝見しながら思いました。機会があったらもう一度読み返してみようかと思います。
昨年末にお正月にでも読もうと『ビブリア古書堂の事件手帖』という本を購入したのですが、いまだに読めずにおります(笑)
今年も沢山の本の感想、心待ちにしております。
本年もよろしくお願い申し上げます。
あけましておめでとうございます
まだ今日までは松の内ですよね。
>200冊!!←100冊ですよ、100冊。そんな滅相もない(笑)。
近頃、江戸ものが面白くて、怒涛のように借りてるので冊数だけは多いのだと思います。文庫だと1日で読めちゃうし。
『悪の教典』は、どうやら新刊が出てから借りやすくなったようで、今はその新刊を予約中です。いつになるやら…。
『テンペスト』は、読んでみたら意外に面白くて(失礼な言い草ですが、ドラマとか映画の映像を見る限り苦手分野だなと感じたもので)、清国の事情や幕末の状況を知るようになって(福山龍馬さまさまですw)、その翻弄され具合を面白いと思えるようになりました。少し大奥っぽいところもあるし。
本を通して歴史を知ったり、それを楽しめるようになったのは収穫だと思っています。苦手だったので。
あまり詳しく語ると無知なのがばれるので簡単にしか書いておりませんが、読んでくださっていることをうれしく思っています。ありがとうございます。
記録に残しておいたほうが後に読み返したときにまた違った感想を持つかもしれないと思うようになり、…自己満足ですね。
それはともかく、どうぞ今年もよろしくお願いいたします。