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雪月野原日記

2008.06.04設置 おバカ家族の脱力な日常

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読書話12月~1月

マイダーリンの仕事場の深刻さは、笑っちゃうほどです。
かつてこれほどの不況があっただろうかというくらい、やばいそうな。
まさか社員の解雇はないだろうと思いつつ、残業夜勤カットに加え、出勤日を減らして給料カットです。
ううむ、職があるだけましで、とりあえずまだ毎月給料もらえるからいいと思おう。
…などと暗い話題しかない今日この頃ですが。
ところで皆さんはどれくらい不況の影響があるのでしょうか。
病院もきっと不況が続けば来なくなる方もいるんでしょうねぇ。

と、まあ、暗い話題はここらで置いておいて、読書話です。
年末年始をはさんだ割にはあまり本を読めなくて、自分で買った本もまだ読んでいないという状況です。
というわけで3冊ですが、読書話に興味のある方は続きをポチッとな。

「5年3組リョウタ組」石田衣良
中日新聞(管理人の住居地は東海です)でも連載されていたそうですが私は全く覚えがない。…まさか夕刊とか?ああ、覚えがない(笑)。
伝統ある公立小学校の話です。主人公は教師。
なんとなく仕事として教師を選んだけれど、子どもたちに接するうちに教師という仕事も面白いなぁと思い始めた4年目、5年生を受け持った一年間の話です。
学級崩壊寸前から始まり、教師同士のいじめ、放火事件…と一つ事件を乗り越えるたびにクラスの団結は深まっていきます。
主人公である教師のいいところは、バカ正直なくらいの誠実さ。熱いようでどこか冷めた目も持ってる。何せ大きい目標があるわけでなくなんとなく教師という仕事を選んでるから。でも子どもたちを裏切れるような性格ではない。…というところがポイントですかね。同僚には頭の切れるクールな人とかもいて助けてくれたり。
学校の名誉と親とのバランス。これが一番厄介で難しいのでしょう。
先生というのは、本来とても忙しい仕事です。事務仕事いっぱい。
なのに、昨今起こす事件の多さ。あんな暇など真面目にやっている先生ほどないものです。
そして、真面目過ぎて発散場所がなくて…というのもありな難しいところ。
小学生の親として、数多くの先生には本当に頭が下がります。

「蒲生邸事件」宮部みゆき
2.26事件前後の蒲生邸(この屋敷の人物自体はフィクション)にタイムスリップした主人公の話です。
なぜタイムスリップすることになったのか、なぜその時代だったのか、なぜその場所だったのか。
全ての謎が推理のように進んでいきます。
私は昭和史に結構興味はあって、時々自分自身でもいろいろ本を読んではいますが、2.26事件の詳細は、いろいろ読んでもわかりにくいです。
この事件を機に日本は陸軍が戦争を推し進めていくことになるのですが、細かく語ると本質とはずれていくので止めておきます(笑)。
なんと言うか、どうして戦争をしなければならなくなったのか、という歴史的事実を自分で納得する理由を知りたいのかもしれません。
この話の主人公も全く2.26事件の歴史事態を知らずにその時代に飛ばされるのです。浪人生なのに、近代史は全く勉強せず、です。むしろ必要ないという感じ。
…それが何だか間違っている気がするのは、私だけなんでしょうかね…。

「眠りの森」東野圭吾
クラシックバレエ団の事務所で一つ目の殺人。正当防衛か計画的か。
最初はそんな始まりでしたが、次々にバレエ団の中で事件が続き、まあ読者としては当然正当防衛が疑わしくなってきます。おまけにヒロインの無実もね。
でも、その狭い中で起こった事件にもかかわらず、単純に終わらせないのがこの作者。
それほど長い話でもないので、すぐに読めると思います。
一読者としては、捜査側の刑事の入れ込み具合に少々おいおい…と声をかけたくなりました。
 

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じわじわと…

ソウ様こんばんは。
毎日仕事をしていて、いい話はありません。私の地域は、派遣切りで話題になっているあたりです。
週休三日だとか、週休四日だとか、うらやまし~なんて以前は思ったかもしれませんが、明日はわが身です。
連休ってたまにあるからいいんですよね。
保険証のない子供が増えているという話をききますが、子供に罪はないのでもうダダにしてしまえ~と思います。

まだまだ患者さんの増える時期だと思いますので、ソウ様もお体お大事に。


  • from ron :
  • 2009/01/22 (22:06) :
  • Edit :
  • Res

ronさま、こんにちは

仕事が忙しいときは、週休3日くらい欲しいと思っておりましたが、実際不景気でこんなふうになると、喜んでる場合じゃないですよね。
元気な愛知と言われていましたが、自動車産業にかなり頼っているのは否めないので、仕方がないかな、と。
そう、いつも不思議だったんですよね。
自動車工場って、毎日何台もの車を作って、あんな高い耐久品がそんなに毎日売れるもんなのかと。
…輸出で儲けてたのね~。

病院でも検査費用や薬価を気にする方が増えました。
市内は中学まで医療費がかかりませんが、それも保険料を払ってのこと。
医療費教育費にお金がかからなくなれば、税金高くなっても納得するのになぁ。
…ああ、今はその税金を払うお金すらないんだっけ。
経済に疎い私には、どうなったら景気がよくなるのか見当もつきません。

ronさまも、寒い中、体調に気をつけてお過ごしくださいませ。
コメントありがとうございました。
  • from ソウ :
  • 2009/01/23 (10:35)

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プロフィール

HN:
ソウ
性別:
女性
職業:
看護師
自己紹介:
マイダーリン(ちょっとおバカなだんな)、5歳違いの息子二人(長男坊・次男坊と称す)との4人家族の働く母。
プライベートと仕事のときの人格評価が真っ二つ。
チビでメガネ。

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