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雪月野原日記

2008.06.04設置 おバカ家族の脱力な日常

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読書話2013年7月

日曜日、急に熱が上がりました。
頭痛がするなーと思ったら、寒くて寒くて、こんなに暑いのに何で私はぶるぶる震えてるんだろうと思ったら、熱が急上昇。
そうなると、もう動けません。
うーんうーん唸りながら撃沈。
薬飲んだら気分が悪くなって嘔吐。昼食も全部吐いちまったよ。こりゃまいった。
そんなこんなで結局昨日は動けず、寝まくりましたが、今日は復活。
うーん、仕事行けちゃうじゃねーか。
ごはんほとんど食べられなかったので力は出ませんが、他に何も症状がないので仕事は行きました。午前半だったのが救い。
いやー、復活しちゃったさ。私って丈夫…。
夏風邪なのか。そうなのか。
今日仕事行ったら同じく熱が急上昇の人が何人かいたので、同じなのかも。
皆様もお気をつけください。



yudukisouの本棚 - 2013年07月 (8作品)
いっちばん
畠中恵
読了日:07月01日



幼なじみの栄吉は家を出て他店に修行に行ってるし、兄は結婚して家を出たし、ややさみしい若だんなでしたが、それでも騒動は続きます。スリに品比べに天狗にさらわれ、そのたびにやはり寝込んでしまう始末。そう言えば今作で前に三途の川で出会った男の子と再会。気になっていたのでよかったです。しかし、寝込まずに一人前になりたい若だんなの願いがかなうのはいつでしょうかね。



マスカレード・ホテル
東野圭吾
読了日:07月10日




殺人事件の舞台がホテル、という話かと思えば、これから起こる殺人事件を防ぐための話でありました。
最初は刑事がホテルマンに扮するなんて無理だろうと思いましたが、さすがに器用な人だったらしく、どんどんホテルマンらしくなってしまって、最終的には難なく仕事をこなすまでに。
肝心の事件のほうは、いろいろとあれやこれの予想を覆す迷走ぶり。
実にさまざまな事情の人間がホテルを利用していることが、マスカレードのタイトルになっているようです。
どんな奇跡かと思ったら、ちょっと珍しくファンタジー系でした。
元は雑貨店の主が子どもたちのために答えていた悩み相談が、どんどん真剣な悩みが来たことによります。
その悩み相談の答え方が、まるで生協の白石さんのようです。
もちろん店主はいつまでも元気でいるわけではないので、現在では空き家のまま。
しかし、空き家を処分するわけに行かない事情もあったのです。
現在と過去を結ぶのは何故か。
相談者はどうなったのか。
思ったよりもノスタルジックに、そして少ししんみりと終わった話は、とても心が温かくなりました。
ころころろ
畠中恵
読了日:07月20日


病弱な若だんなが、更に目を患って見えなくなったからさあ大変。
どうやらそれは生目神のせいだと言うから、さすが長崎屋の手代兄や二人が奔走します。
若だんなの十二の頃の話は、ちょっとだけ初恋風味。
私の中でツボだったのは、生目神に捧げるお宝を集める際に他の妖たちに頼られた仁吉の「私の育て方は間違っちゃいなかった」と自画自賛するところ。長崎屋の若だんなからの文を読んで、若だんなのあまりにも素直で優しい心遣いにじーんとするのです。確かに若だんなの真っ直ぐさは、うらやましいくらいです。
そして、生目神と人との恋話には、人の世ならぬものの悲哀がありました。
人ならぬものの時間の感じ方の違いは、前々作辺り(うろ覚え)での桜花の話でもありましたが、今度は仁吉が「大丈夫です、我らはずっと、側におりますからね」と返答します。
その心中、いかばかりか。

萩殺人事件
内田康夫
読了日:07月21日


『汚れちまった道』とのコンビのような作品ですが、こちらは浅見光彦の友人が主人公。そのせいか少し裏話的な話もありますが、基本は『汚れちまった道』を読めばほとんど問題なし。その代わり主人公が違うと考え方も違う。浅見光彦の考え方は、友人から見ても少しばかりいい人過ぎるのかもしれません。これはこれで面白くて楽しめますが、重複するところはどうしても目が自然に飛ばし読みしてしまいました。
彩雲国物語 黒蝶は檻にとらわれる (角川ビーンズ文庫)
雪乃紗衣
読了日:07月25日


紅家当主が罷免されたのを機に、あれこれ勢力がめまぐるしく変わっていきます。その中で、紅家直系官吏として毅然と仕事を続ける秀麗。絳攸のいわゆる裁判によってようやく実力を認められるようになったというのに、劉輝からは酷な宣告が。最後の十数ページでこれでもかと怒涛の展開でした。
RDG2 レッドデータガール はじめてのお化粧 (カドカワ銀のさじシリーズ)
荻原規子
読了日:07月26日


高校に進学した泉水子ですが、相部屋になった同級生の影響もあって、学校にも慣れていきます。
そのもっともたるのが生徒会執行部に出入りするようになること。
あれほど内気で人に怯えていた泉水子が、徐々に強気な部分も見せ始めます。
一緒の学校に進学した深行は相変わらず何を考えているか微妙ですが、話しかけるなといっていた割には、少なくとも巻き込まれることには諦めているのかも。新たに味方もついたようで、泉水子を守る立場は決定?
会長の痴話げんか?が笑えました。
RDG3 レッドデータガール 夏休みの過ごしかた (カドカワ銀のさじシリーズ)
荻原規子
読了日:07月29日


主人公が入学した学校のおよその目的がこの巻でわかります。だから、レッドデータなのか。
もちろん術者が集まっているのも変わっている設定ですが、その背景はかなり壮大でした。
学校は夏休みになり、主人公を含む生徒会執行部メンバーで戸隠に合宿に行きます。
もちろんそこでも事件は起こるのですが、読み進めていったら、思いのほか深行ってツンデレかい。いや、そもそもデレる日は来るのか。
泉水子の無自覚さと鈍さがきっとこの先罪なくらいでしょう。
そういう風に読んでいなかったので、これはまた面白そうです。
…つくづく私はこういう話に弱いようです。
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プロフィール

HN:
ソウ
性別:
女性
職業:
看護師
自己紹介:
マイダーリン(ちょっとおバカなだんな)、5歳違いの息子二人(長男坊・次男坊と称す)との4人家族の働く母。
プライベートと仕事のときの人格評価が真っ二つ。
チビでメガネ。

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