雪月野原日記
2008.06.04設置 おバカ家族の脱力な日常
読書話6月から7月
- 2009/07/24 (Fri)
- 読書話 |
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私は長男坊が学校から持ってかえってきていた観察グッズを目に当ててみましたが…。
「ねえ、自分の目しか見えないよ。どうやったら見えるの…?」
という反射板に翻弄されつつ、いざ11時過ぎの日食時間(東海時間)にかけて外に出てみました。
く、雲が多すぎて…どこに太陽があるかもわかんないよっ。
「あ、ぼく見えたよ、なんとなく三日月っぽい感じ」
な、なぬ?
私にはどう頑張っても見えませんでした…orz
さようなら、2009年の日食よ~。
さて読書話ですが。
私の青春のベストセラー『月の夜星の朝』のなんと続編が連載されておりました!早速立ち読み←買えよ
…………り、りおと遼太郎が離婚してる…うう。
なんてこった。
めでたしめでたしで終わった童話のようなお話の続きは、やはり現実的になっておりました。
確かに遼太郎はバスケットの選手でしたので、現実的になればいつかは現役を引退するときが来る。
バスケバカの遼太郎が一時けがでできなかったときですら危うかったのに、今度は引退危機ですからね。りおちゃんも大変だろうよ。
何で離婚したか、その経緯は読んでおりませんが、お互い嫌いで別れたわけではないようなので、そのうちまたくっつくんでしょうが、コミックスを買うかどうか…び、微妙だぜ。
ちなみに私はりおちゃんが好きだったので、遼太郎は別にどうでもいいというのが本音だったりします(笑)。
では、続きより、他の読書話です。お暇な方はポチッとな。
「スノーホワイト」谷村志穂
主人公は23歳の男子学生と46歳のバツ一女性。何と学生くんのほうが先に女性に惚れるんですが、さすがに女性のほうは引き気味。
年齢差から来るすったもんだもありまして、女性のほうは雲隠れしちゃいます。それでも諦めきれない学生くんが女性を探して…。
結末は読んでくださったほうがいいかも。
年齢差倍というのは結構きつい。とてもじゃないけど付き合えない。…というのは私の偏見なんですが、今自分の年で独身だったとして、10代と付き合えるか…と問われたら、答えは多分無理!です。
女性の葛藤はよくわかります。逆に実際男としてはどうなんだろうと思いますが、同じ46歳でもいろんな方がいますからね。女優さんのような方だと違和感ないのかもしれませんね。
「シリウスの道」藤原伊織
広告代理店の主人公の元に流れ込んできた18億の仕事。競合に勝つために奮闘する主人公の周りで動き始めた過去の少年時代の出来事。
話としては主人公の仕事の話が中心なせいか、不意に絡んでくる事件がちょっともの足りない気もします。
話自体は面白くて最後まで一気に読めます。広告業界なんて全く知らない私でも面白いと思えますし。
それに「テロリストのパラソル」で出てきた人物が再度出演。意外なつながりに思わず「おお!」と声を出してしまいました。
なので、「テロリストのパラソル」を先に読んでいたほうがより面白く感じるかもしれません。
「凍りのくじら」辻村深月
主人公の写真家が振り返る高校時代の夏の出会い。
周りは全て愛すべき人々があふれているのに気づくことができない。
少し・不足だったり、少し・不在だったり。氷に閉じ込められたくじらのように徐々に窒息していく感覚。
主人公が好きだというドラえもんの豆知識とともに話が進んでいきます。
途中で「ぼくのメジャースプーン」で出てきたフミちゃんも登場します。でも、そのフミちゃんが出てくる物語のほうが後に書かれたものですから、このときから次の話を考えていたんでしょうね。
辻村さんの世界は危ういようで、実は優しい感じがします。
「砂冥宮」内田康夫
浅見光彦シリーズです。
今回は三浦半島から石川、富山と広範囲にわたって移動します。
いつもどこかのお嬢さんに気に入られたりするのですが、今回のお嬢さんはあっさりしていて、全く気配なし。いや、もちろん予防線を張ったのはほかでもない主人公のほうなのですが。
今回核となった内灘自体を知らないばかりか、『内灘闘争』も全く知らず。日本で起こった数々の歴史すら知らないで過ぎてしまう平和ボケした世の中だなと思います。
「医学のたまご」海堂尊
主人公は14歳の中学生。読んでいくうちにわかるのですが、実は『ジーン・ワルツ』に出てきた子ですね。
本人はいたって平凡な子なんですが(むしろ学校の成績は非常に悪い)、父が作った知能テストについ日本一の成績を出してしまい(もちろんその背景には父からのレクチャーあり)、なりゆきで東城大医学部の研究生となります。
ちなみに西暦は2022年、『夢見る黄金地球儀』よりもさらに未来の世界です。
同級生にあの発明家じいちゃんの孫がいたり、東城大医学部に同じく飛び級で在籍しているのは、『ナイチンゲールの沈黙』に出てきたアツシ君だったり、いつの間にか如月翔子は師長になっていたり、つながりをいろいろ見つけるのも楽しみな海堂尊氏の著作です。
少年の一人称なので非常に読みやすいです。
大学の論文発表に対する矛盾を皮肉っぽく書いた感じです。
「2番目のお願いは?/4巻完」大野潤子
購入した漫画です。
セカンド・ウィッシュの面々にもようやく恋愛フラグという感じです。
ちなみに私は一番下の弟くんびいきです(黒髪・無愛想・器用で料理もオッケーなところ)。
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プライベートと仕事のときの人格評価が真っ二つ。
チビでメガネ。
この記事へのコメント
はいはい!
続編、私もチェックしてました!
楽しみだったんですけど、いきなり離婚☆でちょっと引きました。話の構成上そう繰るしかないのかもしれませんが、ちょっと安直過ぎたような気も。
で、私も立ち読みしてます(笑)
今後の展開しだいだなぁとちょっと一歩引いてみてまーす☆
蒼さまもりぼん読んでいたんですね!
そして続編、チェックしてましたか!
知らなかったので連載第2回になってましたが、やっぱり離婚はいきなりですよね。人物紹介読んだら、離婚の2文字に立ち読みのくせして声を上げそうになりました。
今後もチェックしようとは思ってます。
でも若干夢を打ち砕かれた気分なのは私だけでしょうか(笑)。
懐かしい~v
「月の夜星の朝」読んでました~♪あの頃のりぼんは面白かった~。ときめきとかいるかちゃんよろしくとか天使なんかじゃないとか。天使はNANAより
泣いちゃいます。
続編出たんですか~。読んでみよう(立ち読みで)
中学の頃は、皆別々の雑誌を購入、廻し読み。週ジャンなんかは、廻ってくる頃には新しい号が出てたりして。でも、りぼんは皆自分で購入してました。早く読みたいから。
ソウ様は、いつ読書されてるんですか?
読みたい本はたくさんあるんですが、なかなか。(八雲も買ってきては、息子に読まれてしまう)
日食は、始まりと終わりを見ました。(形は同じようでしたが。欠け方が逆なだけで)会社の溶接面で。
ronさま、お好きですか
あの頃のりぼんはよかった!というのは、ただの自己満足なんですが、同じ世代の方ならきっと夢中になったものが同じですよね。
続編が出ているとは思わず、何気なく立ち読みしようとした雑誌にタイトルがあったので驚きました。
中学の頃はりぼん一筋でした。多分何かの連載が終わったのを機にやめたんですよね。なんだったかなぁ。
読書は、寝る前とか、料理の煮待ちとか、お昼休憩のときに読んだりしてます。返却期限が近づくと集中して読みますが、読み進むペースはかなり速いようです。まともに読むと多分本1冊くらいは1日で読み終わるくらいでしょうか。でもそれでは楽しみが減るし、借りるペースにも限りがあるので、合間にゆっくり読むようにしています。いつも本を持ち歩いているので、家族があきれています。