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雪月野原日記

2008.06.04設置 おバカ家族の脱力な日常

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2016年4月の読書話

連休中は人が来たりして、どこかに出かけるというのはほとんどしていませんが、仮面ライダー展だけ見に行きました。
石ノ森章太郎の原画を見ることができ、その緻密な原稿と水彩カラーが見事でした。
カメラ撮影はNGのため、残すことはできませんが、かなりじっくりと見てきました。
お陰で一緒に行ったマイダーリンと次男坊に置いて行かれました。その先の映像コーナーで座って待っていてくれました。
その見ている私のそばでテレビカメラを抱えた取材の人がことごとく邪魔をするので、それをよけたり、どいてもらったりと、面倒なことに。
観終わってほっとしていたら、いきなり目の前にマイク。
…取材っすか!
かなり熱心に見ていた母らしき女性が気になったらしく、根掘り葉掘り聞かれました。
地元ケーブルテレビなので、たとえ映像が使われたとしても家にケーブルテレビのない我が家では見る機会はないことでしょう。多分知り合いも見ない(笑)。
どちらにしてもほぼすっぴんだったので使ってほしくないです…。


続きから2016年4月に読んだ本の記録です。
興味のある方は続きからどうぞ。




souの本棚 - 2016年04月 (8作品)
本屋さんのダイアナ


小学生で出会う少女二人。
一人はキャバ嬢の娘でキラキラネームで金髪少女。
もう一人はジャンクフードなど食べたこともない手作りのものを与えられて、曇りのない少しハイソなお嬢。
全く正反対の家庭環境でありながら、本好きな二人が心を通わせていくのですが、些細なことから仲違いしたまま、それぞれ山の上の女子中と不良の多い地元中学に進学して、環境の違いからますます話すことも会うこともなく日々は過ぎていくのです。
恵まれていない中でも自分の足でしっかりと歩んでいく少女をうらやましく思い、囲いの温室の中でしか生きていないと思う自分をもどかしく思う少女。
逆に両親のそろったしっかりとした上品な家庭に育つ少女をうらやましく思い、父もいない家庭で、自分の名を変更しようと十五歳を心待ちにしていたりする少女。
数々の名作本が作中で紹介される中、作中本と思われる『秘密の森のダイアナ』が全編にわたって出てくるのですが、その作中本を別に書いてくれないかなと思ってしまいました。

無痛
無痛
久坂部羊
読了日:04月07日


ドラマが先でした。
ドラマではカットされていた高島の元夫のストーカー行為がひたすら気持ち悪く、ここまで細かな描写はいるんだろうかと思いながら読みました。
早瀬の描写とドラマの伊藤はかけ離れているものの、思ったより雰囲気は合っていると思いました。
医療者として診た感じでこういう病気だろうと見当をつけることはありますが、見えないところまで診断できれば苦労しないだろうなと思いました。ただ、精神だけは…難しいですよね。
そして、イバラ…どこ行った?

夏おにぎり―料理人季蔵捕物控 (ハルキ文庫)


おき玖はすでに人妻で塩梅屋に通いで来ている状態。
今度はようやく瑠璃に焦点が当てられ、突然の主治医交代。
心の病を荒療治で治そうと試みますが、結果的には吉と出たのでしょうか。
三吉ちゃん、危ないところだったけれど、本人は全く知らずでよかった、よかった。

流れ行く者―守り人短編集 (偕成社ワンダーランド 36)


タンダの幼い頃、バルサの幼い頃の話の短編集。
タンダは幼い頃からバルサのこと大好きだったんだねぇ。
そして、少しお姉さんのバルサの余裕が、命のやり取りをこれほどまでに叩き込まれたことからくるものだと思うと、切ない。
そして、本当に初めて命を奪った時、その平静でいられなかった心にバルサの今後の生き方が変わるのだとわかります。
既に独り立ちしたバルサの物語を読んだからこその切なさとタンダの広くて優しい心根を改めて見せてくれた物語でした。

未決: 吉原裏同心(十九) (光文社時代小説文庫)


心中に見せかけて殺された女郎、使い走りをしていた按摩、入れ代わりを承知していた岡っ引、通っていた客まで、全てが殺され、その謎を追いかけていた幹次郎たちも振り回されるばかり。
最終的には武家の横やりで無理矢理事件から外され、タイトル通り未決のままに。
禿達がお陰参りに連れ出され、それを追っていくうちにまたもや武家の一つに行き当たり…。
男色もお稚児趣味も少女趣味も昔から変わらずどこにでも変態はいる、という二話目。
今も昔も大きな権力には逆らえない。暴かれては困る秘密がたくさんあるということですね。

物語のおわり
物語のおわり
湊かなえ
読了日:04月20日


最初に出てくる物語が、次の章では終わりのない小説として回され、そしてさらに次の章では引き継いだ人物が次の人物へとその小説は次々に見知らぬ人の間を巡っていくのです。
手にした人は未完かと思いながら、自分なら、と思い思いの結末を考えていき、それぞれの人生の糧となるのです。
最終章ではいよいよその小説を書いた人が登場して、オチがわかるという、非常にすっきりとした物語でした。
舞台は北海道が中心で、行ったことのない景色を想像しながら読むばかりでしたが、行ったらきっとこの小説を思い出すと思います。

絡新婦の理(2) (講談社コミックス)


事件そのものはそれぞれ別の場所で起きているので、木場と女学園と榎木津と京極堂とおまけに伊佐間も今川も交わることのない事件だったはずが、気が付いてみればいつの間にか同じルート上に乗せられているという奇妙な事件。
『どうやら僕ら三人は知らず知らずのうちに誰かの張った網に掛かっているようだ』
と京極堂に言わしめる事件なのです。
一堂に揃うまでが楽しみです。

なりたい
なりたい
畠中恵
読了日:04月23日


相も変わらず病弱な若だんな。寝込んで神社仏閣に寄進するも、神様にお願いをするのに呼びつけてしまったから大変なことに。幸い神様たちの機嫌も何とか保ち、若だんなに一つだけ来世の願いを叶えてやろうとありがたくも怖いお言葉。
妖になりたい、人になりたい、猫になりたい、親になりたい、とそれぞれの話に出てくる人々や妖の想いにちょっと胸を突かれながら、若だんなが選んだ来世のなりたい姿とは。
これが『えどさがし』につながるとしたら、なかなか良い物語だ、と思いました。

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プロフィール

HN:
ソウ
性別:
女性
職業:
看護師
自己紹介:
マイダーリン(ちょっとおバカなだんな)、5歳違いの息子二人(長男坊・次男坊と称す)との4人家族の働く母。
プライベートと仕事のときの人格評価が真っ二つ。
チビでメガネ。

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