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2008.06.04設置 おバカ家族の脱力な日常

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長男坊の高校はかなりいいところまで行ったのですが、惜しくも負けてしまいました。
応援自体は楽しかったです。長男坊の代の時に勝てるといいのですけどね。
ちなみにテレビで放映されたので、ちゃんと録画して見てみましたが、応援席が映ってマイダーリンと長男坊が映った!と喜んでおりました。じじばばもしかり。
いやいや君たち、どうせ映るなら選手とその親として映ってくれたまえ。
そんな夏でした。

続きから2016年7月の読書の記録です。




+ + + + + + + + + +
souの本棚 - 2016年07月 (12作品)
西の善き魔女〈1〉セラフィールドの少女 (中公文庫)


十五歳の少女、舞踏会、王女の末裔、秘密を持った家族ときたら、これまた乙女の好きそうなシチュエーション満載で始まった物語には、ちょっと陰のあるヒーローに、典型的な正統派のヒーローと主人公に深くかかわってくる美人な女友だち。
実に荻原さんらしい始まりでした。
ファンタジーでありながら、現世に関係のある物語がところどころ挟まれる矛盾した世界は、次作以降で明かされる謎な部分なのでしょうか。
…アデイル、腐女子…?

御手洗潔のダンス (講談社文庫)


短編集でした。
『山高帽のイカロス』は、ここまで突飛な死体があったら、そりゃ頭の固い警察には事件を解くのは無理でしょう。しかし、世の中にはああも「人が空を飛ぶ」ことを本気で信じる人間がいるのだろうかと思ったら、そういうわけでしたか。
『ある騎士の物語』は、御手洗の意見に一票入れたい。男だとか女とかではなく、人間として好きか嫌いか。でも御手洗の周りでうるさくするのは圧倒的に女が多いだろうから、辟易して嫌いになるのもわかる気がします。そして、ああいう男は殺されても仕方がないだろうけれど、ああいう女はやはり嫌い、かな。
『舞踏病』は大正の関東大震災の時の話、でしょうか。
薬漬けにする医者もいるにはいるけれど、どちらかというとそれを望む患者も多い。缶いっぱいの薬をもってしてもなお薬を要求する患者は多い。特に老人。しかもあちらこちらでもらう。医療保険制度崩壊も納得な医療現場です。
『近況報告』は、正直言えばこういうの、いらない。確かに御手洗の過去は非常に気になります。しかし、物語の中で少しずつ小出しにされているのをそうだったのかと読むのも楽しいのだから。

武士道セブンティーン


福岡と神奈川に離れた早苗と香織ですが、地域の違いというよりは学校の方針の違いで早苗は早くも悩み気味。なかなかなじめません。
武道としての剣道とスポーツとしての剣道の違いに違和感を感じつつ、それでもちゃんと自分の思う剣道を進んでいくことに。
やはり武士道としての剣道は廃れてほしくないなと思います。剣道人口云々の問題はあれど、オリンピック競技になぞならなくても構わない、と思ってしまいました。柔道とか見てると心が痛くて、なんだかあれはもう柔道じゃない気がしてしまうのです。
相手があって戦う以上、ルールは必要。勝つことも大事。
お金の絡む特待生やスポーツ推薦なんかは仕方がないと思う反面、でもそればかりで大事なことを見失うのは本末転倒だったりしないのかなとか。
一方香織は中等部で鍛えていた後輩も加わり、ますます絶好調。思ったよりも丸くなった性格で後輩の面倒も見れば、先輩を立てることも。気の弱い同級生(男)を仕方なく助けたり、早苗のことを思ってあれこれ気を配ったり。
二人の成長が著しい今作でした。

紅霞後宮物語 (富士見L文庫)


中華風王朝と後宮の物語でした。
武官としてたたき上げの小玉がいきなり皇后として後宮入りするところから始まります。
本来なら後ろ盾のしっかりした裕福な女性が後宮入りして、子どもを産んでようやく皇后として立后するはずですが、いろいろ訳あり。
そもそも皇帝はかつての部下。皇帝の遠い血筋とは言え、庶民からいきなり皇帝になった変わり種。
当然後宮も含めて権謀術数渦巻く後継争いも。
そんな世界観の割に読みやすく、若干漫画風味の作風のせいでしょうか。
ある意味大雑把で男らしい小玉は、(皇帝も含め)人たらしが上手くて後宮においても徐々にその人気を高めていく様は、女子高のノリ。
あまりにも皇帝への気持ちがさっぱりしすぎて、一人相撲の皇帝がちょっとかわいそう。しかも床を共にしたのが上司部下時代の泥酔一夜の過ちだけだなんて(笑)。
導入として読むなら納得ですが、まだまだもったいない他キャラがいて、物足りないくらいです。

紅霞後宮物語 第二幕 (富士見L文庫)


武官として今まで過ごしてきたせいか、今一つ後宮内での立ち回りに不安がある小玉。
それでも謀反に対する反乱軍への対処は抜群の活躍を見せ、皇帝ですら本当は今も部下として使われたいと思っているほど。
王朝を存続させるために、誰を弑して誰を生かすのか。不安材料を排除していくのに情を素っ飛ばして処理する皇帝と情を残しながら従う小玉。
そんな二人の気持ちは通じ合っているようで、恋愛という部分では夫婦なのに夫婦として不完全で、二巻目でも不毛なまま。ずっとこのままなのかしらね。実の子にまで嫉妬する限り、ダメな気がします。

紅霞後宮物語 第三幕 (富士見L文庫)


後宮の人員整理のため、集められていた若き女たちを出すことになりましたが、ここに皇后小玉の思惑が絡んだことからややこしい事態に。
皇帝が自分のことを好きなのは重々承知の上で、でも自分はその想いに応えられないからと誰か新しい人好きになってくれないかなーという新しき出会いをこの人員整理の際に見初める機会を設けたのでした。
喜ばしいことに、一人の女を後宮に留め置くことになり、皇帝はその後足繁く通うことになったのです。
しかし後宮は一筋縄ではいかない場所。
それを機に新しい寵姫に取り入ろうとする者や嫌がらせをする者も。
しかし、やはりひねくれた皇帝は、一目見て気に入ったわけではなく、自分が潜ませていた女が人員整理の際に名簿に載ってしまったのを知って留め置く羽目になったのでした。しかもそれを隠すために足繁く通うことにも。
私は途中まで、まさかとは思うけれど、小玉にやきもちでも妬かせようというんじゃあるまいなとか思いましたが、そんな単純なわけはなかったです。
更に後半から嫌なフラグが立ってるよと思いながら読み進めると、フラグ通りに事が進み…。
その事件の大元の敵は次回に持ち越しとなりましたが、あまりにも先行きの暗い始まりとなりました。まあ、王朝ものというのはそういう暗黒面を書くものだとわかってはいますが。

紅霞後宮物語 第四幕 (富士見L文庫)


三巻目を読んでからすぐに続きを読みました。
まだ大事な親友を失くした心の回復が終わりきらないまま、次の事件収拾に地方へ動くことになる小玉ですが、名目は地方視察。
元はと言えばその親友がなくなるきっかけを作った人物に繋がるかと思えば、皇后自ら行く気合も入るというものです。
結局、部下が誘拐されたりしながらも、ただの地方官吏の横領だけではない、一大組織と言っても差し支えのない朝廷にまで及んだ不気味な信仰ともいえる団体の長を弑します。その際には小玉自らが動かせる軍も皇帝から承ることに。
あれこれ一連の事件の裏には、まだ隣国の手の者の手引きがあることがわかり、今後は隣国との戦になるのでは、と思わせて四巻目は終わります。
あえて自分が長を弑し、皇帝にだけ向けられていた暗殺者の目を小玉に向けさせることで、一緒に生きていく意思を固めるのです。それも愛…かなぁ。
でも偽の寵姫だった娘の、憧れの皇后を抱いた皇帝自らに抱いてほしいという発想も、どうかなとか思いつつ、そこで慈悲として抱ける皇帝は、本当に皇帝としては申し分ない、とか思ってしまう反面、皇后に対してどうだろう、それ、とかいう思いも持ってしまう、案外夢見がちな私でありました。
子どもの成長だけが話の中で微笑ましいものとなっています。

標的(下) (講談社文庫)


下巻を読み終わって、最初の感想は「なんだこりゃ」でした。
犯人は往年のという感じで死んだと思われていたやつが出てくるが、これはまあ想定内。よくあるパターン。
それなのに、最後の対決はこれまでの長々としたページを笑うかのようにわずか数ページで終了。
しかも対決した本人が何も覚えていないとかいう。
いや、そりゃないでしょう。
そしてあれこれ上巻でいろいろなこれ見よがしなサインを出していたにもかかわらず、それらすべての調査はなんとなく終了。
そもそもライバルになりそうだった裁判でもめていた小憎たらしい人物はあっさり死体で見つかり、全ては蘇ったあいつの仕業か!で終わりだなんて、あんまりだ。
そしてあの犯人が今後もいつ戻ってくるか戦々恐々としながら物語は進んでいくのだと思うが、やはりあの犯人が捕まるか死ぬかを期待しながらまた読み続けてしまうのだろうと思う。

西の善き魔女〈2〉秘密の花園 (中公文庫)


この巻では主人公フィリエルが女子修道院に編入させられます。そこは女の花園…と聞こえはいいけれど、どこにでもある女子高のように出るものは打たれる女の怖さを凝縮した世界。物語なので、さらに過激に死人まで出る始末。
もちろん型にはまるフィリエルではないので、そこでも徐々に味方をつけ、更にマリエと女装したルーンの編入によりさらに問題は表面化。
対立する生徒会の黒幕にはアデイルの姉も登場。
すったもんだの末、全員宮廷に行くことになり、退学となりました。
何よりも一巻目でアデイルの腐女子ぶりが、神のごとく学園で称えられており、アデイル渾身の一作として書いた義兄とルーンの物語が文芸部の手によってばらまかれたの知ってなお、最後の最後に白馬でルーンを迎えに行かせるというなかなかの演出ぶり。
フィリエルの無防備さにいら立つルーンの変化は、意外に性急で、これからどうなるこの二人といったところ。
女子高にありがちなお姉さま的な見せ場もあり、まるで少女漫画のように展開して、ノーマルな人たちが敬遠しそうな内容であるにもかかわらず、読ませてしまうのはさすがだなと思いました。
私は何でもオッケーの人なので、何これ面白い、と素直に思い、あっという間に読み終えました。

花野 隅田川御用帳16 (廣済堂文庫)


前巻で終わったと思っていました。
いつもの駆け込みとはちょっと違って別れたくないと駆け込み。
更にこの巻で新たなる展開。ええ、まだ続くの?という感じです。
しかもいきなり仮祝言を挙げてまでも楽翁の隠れ者として旅立たねばならないって、もう隅田川じゃない(笑)。
前巻の今後二人はくっつくんだろうな、という余韻で終わった方があっさりしていてよかったのですが、次巻以降でまた楽しませてくれれば文句ないです。

超嗅覚探偵NEZ 3 (花とゆめCOMICSスペシャル)


この巻で完結。
警察に目をつけられ、警察内部に超能力部隊を作ろうと画策した瓜生により、家族にまでその手が伸びることに。なんと松下の姉も同じ能力を持っていたらしい。でも現在の姉は大学での鼻の研究者。
松下は相変わらず中学の時の同級生女子との淡い思い出に振り回されつつ、いろんな依頼の危ないことにも巻き込まれ、一時的に自身の鼻が利かない恐怖を味わったりします。
ただの犬ではだめなのだと思ったところに、あの逃げた雷がテロ組織に協力してテロが羽田空港で勃発。松下のできることは、と神保とともにテロ現場近くに赴きます。
この事件をきっかけに松下の心境が変わったらしく、後に世界でただ一人の警察嘱託職員になったのでした。
瓜生さんのその手腕と警察内部でのねじ込み加減が素晴らしい。いつか女性初のとかでてっぺんまで上り詰めるような気がします。
もちろん結果を出す松下のお陰ですが、神保との腐れ縁具合とか、協力する代わりにちゃっかりチームに加わる姉とか、別部署を立ち上げて統括させるために無理矢理昇進試験を受けさせされた芳谷さんとか、サポートしてくれる人もちゃんと残すところが心憎いです。そして瓜生自身は立ち上げにかかわっただけで別の出世の道をいくのです。
最後は世界にまで活躍が広がりましたが、鼻の利く範囲も限られ、現場に近づけば近づくほどやはり危険だったりします。警察という保護によって活躍できるのなら、他の思惑はともかく、松下にとっては取り込まれてみるのも悪いことではないのかもしれません。
今回の巻あってこその話で、面白かったと思います。

武士道エイティーン


いよいよ三年生になった香織と早苗。
今回はこの二人だけではなく、早苗の姉緑子や桐谷先生、吉野先生、二人の後輩美緒の語りも入っていて、なかなか楽しめました。
しかし、河合先輩って実はそういう人だったのね、というちょっと残念な感じ。
どんどん香織が丸くなって、意外に面倒見のいい人になっている。
このシリーズ読むなら、ここまで読まないと損な気分になると思います。
あともう一冊、後に出たものがあるのでそれで完結。読みます。

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ソウ
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女性
職業:
看護師
自己紹介:
マイダーリン(ちょっとおバカなだんな)、5歳違いの息子二人(長男坊・次男坊と称す)との4人家族の働く母。
プライベートと仕事のときの人格評価が真っ二つ。
チビでメガネ。
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