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雪月野原日記

2008.06.04設置 おバカ家族の脱力な日常

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9月の読書話

9月は休みまくった夏までを取り戻すように仕事しまくりでした。
長男坊の文化祭のメイド服姿に爆笑しつつ、台風での右側直撃で停電起きたわりには風水害が居住地には割合少なくて助かったことや東海ではなく北海道での地震だったりと驚きの9月でした。
自然災害は台風に地震とあれこれと起こりますが、どうか皆様が無事に過ごしていけますように。
生きていれば何とかなる、と私は思っているのですが、甘いですかね。
病気になるとそんなことを感じる今日この頃です。

続きからは9月の読書話です。
もっと読んだと思ったのに三冊だけだった。



souの本棚 - 2018年09月 (3作品)
消える「水晶特急」 (光文社文庫)


今回は吉敷刑事はメインではなく、主役は雑誌記者の女性二人。
水晶特急と呼ばれるガラスでできた展望車を売りにする寝台特急のお披露目走行で、なんとハイジャックが。
その交渉役に吉敷刑事が。人質には雑誌記者の女性一人を含む政治家の娘など。
ハイジャックの目的は、人質に取った娘の親である政治家に非を認めさせること。
ところが、水晶特急は交渉場所の終点駅に着くまでに消えてしまうのです。
水晶特急の行方の謎とその裏に隠された別の事件も絡んで、ただの事件で終わらないのが面白かったですが、女性記者はいまいち好きになれませんでした。

灰の迷宮 (光文社文庫)


吉敷刑事シリーズ。
東京でのバス放火事件から、過去の同様の事件につなげ、さらに関係者の出身地である鹿児島へとつなげていく話は、見事です。
偶然が偶然を呼び、というパターンは嫌いではありませんが、これだけ関係者が次々といなくなるパターンでは、それを想像して補うのも本当は難しいと思うのですが、そこは吉敷刑事だからということにしておきましょう。

牡丹ずし 料理人季蔵捕物控 (時代小説文庫)


今回の食材は猪肉。それをローストビーフのようにして鮨に仕立て上げるのだから、かなり手が込んでる。
三吉は同じく石窯を使ってパン作り。こちらもちょっと西洋風味。
事件は現代風だと派遣会社のような口入屋と悪徳医師の始末。そこに鼠小僧ばりの盗人が現れて、お奉行も大変。
世の中似てる人は三人はいるとはいえ、最後のあれは、どうなんだろうな…。

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プロフィール

HN:
ソウ
性別:
女性
職業:
看護師
自己紹介:
マイダーリン(ちょっとおバカなだんな)、5歳違いの息子二人(長男坊・次男坊と称す)との4人家族の働く母。
プライベートと仕事のときの人格評価が真っ二つ。
チビでメガネ。

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