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雪月野原日記

2008.06.04設置 おバカ家族の脱力な日常

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2017年7月の読書話

あっという間にお盆も過ぎましたが、お盆中もバタバタ。
例年の通り夏祭りの屋台のお手伝いだとか、じじばばが来たり、長男坊の秋大会が始まったり、次男坊の手を付けていなかった出校日提出の宿題だとか。
夏祭り屋台は楽しいです。忙しいし、暑いけど、皆が楽しそうに過ごしているのを見られてそれだけでもよかったなと思います。しかもお手伝いしてると他の屋台から差し入れがあったりしてお得です。町内のお父さま方とすっかり顔なじみです。
ちなみにうちのワンコは怖がりなので花火もダメなら盆踊りの太鼓もダメです。家の目の前なのでどうにもできませんが(笑)。音はたいしたことないのですが、地響きがダメみたいです。あ、だから雷もダメですね。
長男坊の秋大会はお盆から始まります。なのでお盆もほぼ休みなし。地区大会一次リーグを勝ち抜き、地区二次トーナメントに出て、さらに県大会に出てくれるといのですが。うちの県は学校数が多いので、試合も多いのです。一次リーグも地区大会であるにもかかわらず五試合をこなし、二次トーナメントでも三試合こなしてようやく地区一位。そこから県大会で、県大会でも三試合はこなさないと優勝までたどり着けません。県大会でそこそこいい成績をとると今度は東海大会。そこに行けるくらいになると春の選抜の全国大会に出られるかも?です。選抜なので勝っても選ばれなければだめなのですが。
次回の夏の大会は100回記念大会で、愛知県は二校出られることが決定しているようです。100回記念世代と言われてはいますが、最大のチャンスで最後のチャンスなので、がんばってくれるといいなと思います。あと一歩で私立強豪にやはり負けてしまうのです。まだまだだってことだよね。
次男坊は毎年のことながら宿題に追われていました。今も追われてます。自由研究が残ってるし。
今年は感想文にすることにしたので本を買ってきましたが、なかなか面白い本でした。なんと長男坊もその本で感想文書いてましたよ。物語ではないので高校生でも大丈夫だったようです。まあ、元から感想文なんて書ければいいというスタンスの長男坊ですしね。

では続きから2017年7月の読書記録です。


souの本棚 - 2017年07月 (7作品)
四季 春 (講談社文庫)
四季シリーズ一作目。
あの真賀田四季の幼少時の物語。
生まれてからすぐの記憶すらも持っている少女は、すぐに天才少女として名を馳せることに。
しかしその中にも複雑な人格が。実在の其志雄と内面の基志雄に気付くまで、物語の大半はわけがわからないことに。
後半になってようやく、ああそうだったのかと納得しましたが、内面で話をしていてもわずか六歳で難しいことを議論するので、ちょっと読み飛ばし。おばちゃんにもわかるように話して(笑)。凡人には辛いわ。
この辺りの年齢でVシリーズの紅子と遭遇。

紅霞後宮物語 第六幕 (富士見L文庫)
いよいよ隣国と交渉も決裂。戦が始まるぞというときに浮上した後継問題。
あの淑妃が黙っていないだろうと思いきや、皆で集まった場で淑妃の息子であり文林の長男・鳳が小玉を侮辱。それに怒った小玉の継子であり文林の次男・鴻が鳳に噛みつくという修羅場に。淑妃が貶めまくっているからか、それに感化されたのと大事にされている鴻がうらやましかったようなモノローグ付きで、幼いながらも複雑な心境の鳳のようですが、もちろんこれは大問題に。後継は鴻にすると決まりました。
あの淑妃がこれで黙っているわけはないでしょうよ。
小玉は軍のまとめ役として出陣することになり、暗殺する機会はたくさん。鴻は当然守るものがいないので、小玉の甥を宮廷に呼ぶという荒業で乗り切ることに。
でも鳳も母である淑妃はいらない、らしいですよ。役に立たないし怒ってばかりだから?と。どうなる、この先。
戦に出るぞというときになってようやく文林にたいして気持ちが固まったというか、開き直ったかのような小玉。
対していまだこの期に及んでぐずぐずしている文林。うわー、面倒くさい男だわ~、というのが今回の感想。

うそカノ 9 (花とゆめコミックス)
修学旅行でようやく好きと言ってもらえたすばるでしたが、留学に来ていた二人も帰国することに。
恋愛ごとに全く興味ないと思われていたマイケルでしたが、ジェシカのことはちゃんと将来を約束したこととか憶えていた様子。こちらもハッピーで帰国。
初めての(?)デートで気合の入る入谷。どんだけプラン練ってきたんだよとそのプランの多さにびっくり。少なくともプランGまではあったから、七つは作ったということで。しかもそのプランを昼休みの学食で会議。
実際にはプランの想定外が多くて、すばるを喜ばせようと必死な入谷にとっては計画倒れ。それでもなんでも喜ぶすばるはかわいいし、また別な誤解をしていた様子。
恋人つなぎを検索する入谷とか、面白すぎます。
トモちゃんも少しだけ吹っ切れた様子で次巻からは三年生らしいです。

四季 夏 (講談社文庫)
この『夏』では妃真加島での研究所建設が始まり、Vシリーズの面々の姿がそこかしこに現れます。四季は紅子に接触して誘うももちろん紅子は断るのですが、若かりし頃(高校生?)の犀川先生や喜多先生の姿も。無茶な保呂草や四季に仕える各務との関係や林や七夏も出てきて少し前に読み切ったところだというのに懐かしかったです。
叔父である新藤清二との関係や妊娠、それから両親の殺害まで一気に進み、『すべてがFになる』につながるのだとわかります。なんというか、妊娠出産することによってしか得られないものは、はたして紅子と一緒だったのかどうか。

四季 秋 (講談社文庫)
妃真加島の事件から四年たった西之園萌絵と犀川先生のプロローグから始まり。
これはシリーズを続けて読んできた者にとってはちょっとしたご褒美という感じの章ですね。
S&Mシリーズではいまいち中途半端だった萌絵と犀川先生の関係が少し進んだように感じ、しかも萌絵と紅子が顔を合わせ、保呂草と各務が再び現れ、思ったよりも幸せなまま終わっていくのです。
四季も大人になり、あの萌絵ですらお嬢様でわがままなだけではなくなっていて、犀川先生ですら少しだけ変化している。
起承転結でいけば転の章だからでしょうか。
しかし林さん、いまだに紅子を訪問するくらいの親しさはあるのに、息子の結婚相手になるかもしれない萌絵と顔を会わせるのを嫌がって逃げてしまいました。イメージ的にもうちょっと潔いかと思ったのに、プライベートではやはりヘタレのようです。

四季 冬 (講談社文庫)
冬の章はあまりにも難しすぎて、最初に出てくる人はどこの組織だろうかとか、いつの頃の設定なのか、過去なのか未来なのか、これはアンドロイドなのかとか、もう訳がわからなくなりました。
少なくとも四季の中では成長し、娘を失う母らしい感傷もあったりと今までの四季のイメージからすると自分でもわからないことや初めてのことがある喜びが垣間見えて、四季の人間らしいところを知った感じでした。
結局わけがわからないままだとしても、四季の心象として凡人の私が理解しなくてもいいかと思うのでした。

警視の挑戦 (講談社文庫)
シリーズ十四作目。
前回ダンカンとジェマが結婚し、キッドとトビーを含めた四人家族になるのかと思いきや、事件で一人ぼっちになった女の子をジェマが引き取っていずれ養子縁組したいと思っているところから。
ジェマが突然父母を失くしたシャーロットのために育児休暇をとって、今度は入れ替わりにダンカンが育児休暇をとる予定の矢先にボートの選手が行方不明騒動から、死亡しているのが見つかったという始まり。
ボートに詳しくはないものの、イギリスの風景描写と相まって、苦になりませんでした。ヘンリー・ロイヤル・レガッタで調べるとその風景すらも出てきて、このホテルにダンカンは止まったのかと、より小説が面白いです。
ところが事件の方はどんどん嫌な方向に。
退職してもなお権力を持つ輩の過去の犯罪に向き合う羽目になったダンカンとカリン。調べていくうちにジェマもメロディすらも巻き込んで全員絶体絶命からのどんでん返し。
ジェマの活躍は少ないものの、面白かったです。
このシリーズ好きなので、発行されるたびに訳されてありがたいです。
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プロフィール

HN:
ソウ
性別:
女性
職業:
看護師
自己紹介:
マイダーリン(ちょっとおバカなだんな)、5歳違いの息子二人(長男坊・次男坊と称す)との4人家族の働く母。
プライベートと仕事のときの人格評価が真っ二つ。
チビでメガネ。

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