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雪月野原日記

2008.06.04設置 おバカ家族の脱力な日常

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2019年6月の読書話

いよいよ夏です。
高校野球夏の選手権大会地方予選が始まりました。
高校球児だった長男坊の影響で、すっかり高校野球ファンになりましたが、今年もトーナメント表に印をつけるのが楽しくてたまりません。
住居県では夏休みまでは土日開催が原則なので、長男坊とマイダーリン(久々に書いたなこの呼称)は現地まで応援に行きます。
私はというと…暑さが苦手なので、体調崩さないようにするのが精一杯の夏です。

続きから六月に読んだ本の読書話です。






闘神達の祝宴―デルフィニア戦記〈13〉 (C・NOVELSファンタジア) 新書 – 1997/7/1 茅田 砂胡 (著), 沖 麻実也 (イラスト)
デルフィニア戦記十三冊目。
ナシアスのプロポーズ大作戦、ジルの歳の差婚、イヴンの身分違い婚の三本で。
次々既婚者となりそうなデルフィニアの面々。
一方ほのぼのの裏では近隣諸国にスケニアも動き、きな臭さ満タン状態で次巻へ。
リィの化け物感は着飾っても獣としても両極端な人間離れなのでした。

青空と逃げる (単行本) 単行本 – 2018/3/20 辻村 深月 (著)
劇団員の父が乗っていた車が事故に遭いますが、一緒に乗っていたのが人気女優だったことから、その家族もマスコミ、ファン、芸能事務所から追われることになり、父は失踪、母子は四万十、家島、別府、仙台と逃げ続けることになります。
それぞれの土地で出会った人たちと話したり、生活したりするうちに、母子は徐々にたくましくなり、ようやく逃げるのではなく、向き合っていくことに決心します。
土地ごとの風景が目に浮かび、土地の人々があまりにも優しくて、人に優しくできるくらいの度量と余裕を持ちたいと思いました。

地に巣くう 単行本 – 2015/11/18 あさのあつこ (著)
シリーズ六冊目。
今回初っ端から同心の木暮が薬を盛られたうえに帰り道で見知らぬ老人にいきなり刺されます。
どうやら同じく同心をしていた亡き父と間違えられた様子。
つまらない、真面目なだけが取り柄だと思っていた父が刺されるほどの恨みをかう事情とは。
残された手記から手がかりをつかみ、現在進行形で起こっている事件と木暮同心父とのつながりを解き明かしていきます。
相変わらず木暮同心のひねくれ具合が面倒くさい。伊佐治はまともではあるけど、同心に付き合うためにはまともなだけではいられない感じ。巻き込まれていく遠野屋清之介は、いまだ暗殺者だったときの記憶に振り回されている様子。しかも仕方がないとはいえ刀を抜いてしまうのです。果たして次巻から何か変わるのか。まんまとはめられた感ありです。

歌うたいの黒兎 2 (マーガレットコミックス) コミックス – 2019/6/25 石井 まゆみ (著)
前巻から引き続き新人庭師の一人、ガシャガシャとした音を立てながら歩き回るのを気にする坊ちゃまと黒ウサ。おまけに南場さんまで気になるようです。
坊ちゃまの喰いつきの良さに黒ウサとしてはライバル出現!な感じで心穏やかではない様子ですが、これがまた思ったよりお互いに関心はある様子。今後に注目です。

西一番街ブラックバイト 池袋ウエストゲートパークXII 単行本 – 2016/8/4 石田 衣良 (著)
池袋ウエストゲートパークの十二冊目。
一つ目は廃校を利用した市民ギャラリーを開いている小学校時代の同級生からの頼まれごとで、アート作品を壊されたもめ事。
二つ目はユーチューバ―どうしのいざこざ。今どきだけど、ちょっと物足りなかった。
三つ目は整形トラブル。キングはこんなトラブルまで解決するのかと思うと、気の毒に。
四つ目はブラックバイト。これにチームメンバーの万引き話まで重なって、ようやくまともなもめ事という気が。そしてこれが一番現実に即した怖い話。昔に比べるといろいろ証拠がとれる時代になってきたけど、雇用形態が変わってからなくなるとは思えない問題。ブラックをブラックと思わなくなる状態って、既に何かの宗教と変わらないくらいの洗脳状態だったり、わかっていても抜け出せない詐欺集団みたいなもの。どこかで誰かが無理をしているお陰できっと世の中は回っているんだろう。

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プロフィール

HN:
ソウ
性別:
女性
職業:
看護師
自己紹介:
マイダーリン(ちょっとおバカなだんな)、5歳違いの息子二人(長男坊・次男坊と称す)との4人家族の働く母。
プライベートと仕事のときの人格評価が真っ二つ。
チビでメガネ。

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